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文化・芸術

2018年8月19日 (日)

MET オペラ エルナーニ

18-19のシーズンが終わり、2か月に亘って<アンコール上映>がある。
見落とした作品を観よう。
今回は昨年急逝したディミトリ― ホボロストフスキーの4作品が上映される。
彼のオネーギンはその美貌で衝撃的だった。
(って、ミーハーな私。。)
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<あらすじ>
エルナーニと相思相愛の女性がその叔父と結婚させられる。何とか彼女を取り返そうとするがもう一人の恋敵、スペイン国王が登場する。
三つ巴ですったもんだするうちにエルナーニは危ういところをその叔父に助けられ、お礼に自分の角笛を渡し、これを吹けば自分はいつでも命を絶つと神に誓う。
(なんでこんな誓いになるのかよくわからない。。)
スペイン国王はその寛容さから女を諦めるが、姪を奪われた老人は嫉妬に狂いエルナーニとの結婚式にその角笛を鳴らす。
エルナーニは約束を守り自刃し、女も後を追って死ぬ。
何でそんな誓いをして、自死するかなあ。。
女は”そんなの反故にしなさいよ!”と言うのだけれど。。
サムライの価値観のようでもあるし、誓いは神との約束だからそれを順守するのは男の本懐ということか。
ベルディ―の三大荒唐無稽なお話だそうだ。
ホボロストフスキーが歌う。
”王位、富、栄誉、美しさや青春、そんなものは大海に浮かぶ小舟のようで苦しみの波が絶えず押し寄せてくるんだ。
若いころに信じてた夢や幻は消え去った。”
もうこの世にいない彼だからかその言葉がずっしりと胸に響く。
才能のある人は幸いだ。
去ってなお生きた証を残して人々に感動を与える。

エンジェル

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2018年6月28日 (木)

能 善界 (ぜがい)

青翔会の若手の公演。
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なぜだか、小鼓の女性の声がどうしても耳に引っかかる。
いくら低く イヨーオオーッ、イヨーオオーッ と発しても、男のイヨーッ!とでは声音が異なるからかな。
<善界>
中国の天狗が日本の仏法を堕落させ牛耳ろうと比叡山へやって来る。
天狗は”過去の善根により地獄を免れながらもなお、仏法に仇なす哀れな生き物”とある。
高僧の祈りにより現出した不動明王とその眷属で天狗を打ち負かし、善界は退散する。
保元の乱で島流しとなった崇徳院の怨霊がすさまじく、天狗の<魔>の世界が注目され恐れられた時代背景があり、宗派間の対立や俗化で仏教界全体が堕落していて、それらは天狗の所業と考えられていた。
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だからと言っておどろおどろしい話ではなく、寧ろ天狗・魔道をユーモラスに描いている。
獰猛さや強さを表す天狗の<赤い髪>は豪華な金糸の衣装に良く似合う。
ド派手。。
日本の色彩ってこんなに美しいんだ。。
今では赤や黄、青や紫色の髪の毛を見ても驚かないけれど、迫力溢れる姿に侍どもは興奮したことだろう。
斬新で恰好良かったに違いない。
 

エンジェル

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2018年6月12日 (火)

歌舞伎シネ 東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖

弥次さん喜多さん。
前回のラスベガスの話は面白かった。
続編の昨年は見られなかったので映画へ行く。
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前回のあらすじが掻い摘んで流れ,る。改めて場面を思い出しながら、あれは<国芳>のくじらだったんだと芸の細かさに改めて感心する。 
獅童のタップダンスも面白かった。。
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義経千本桜の狐忠信で殺人事件が発生し、これに巻き込まれていく二人。
男の声で切れまくる静御前が誰だか分からなかったのだけれど、巳之助と知って驚く。
女形も綺麗だし、面が三津五郎にそっくりになってきた。
あのぼてっとした頬骨と吊り上がった眼が映画<清須会議>では一段と強調され面白みは増したのだけれど、この人は一体どんな役者になるのかしらと思ったっけ。。
で、今は<親の顔>になってきた。
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児太郎ってこんなに色気のある人なんだ。。
全員が小さな主人公で生き生きとしていた。
中車の有名なカマキリセンセイの淀みない<カマキリ>の説明に会場は大笑い。
矢張り人気者だ。
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若手の弘太郎と新悟も安定していてとても良く、そして将来が楽しみなのが染五郎と團子。
主人公の息子と甥だがオトナに交じって実に堂々とした二人だった。
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色男の幸四郎はどうしてあんな間抜けた化粧をするんだろうか。 
猿之助はマヌケずらの中にもきりっとした色男振りが垣間見られ、声フェチの私は彼のハスキーで腹に響く声がたまらない。

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2018年6月 6日 (水)

変化舞踊

踊り手が様々な役柄を踊り分けていく”変化舞踊”
面白そうだったので行ってみた。
前半は<染分四季彩>。
5名の四季折々の風情。
冬、春、夏、秋。
<冬>は雪ダルマを押していく少女から始まった。
大きな雪だるまがコロコロ転がっていく。
一瞬、アレ?と思ったら、黒子がきっちり付いていた。
(黒子って視野から消えていくこともあるんだな。。)
それから真っ白で青ざめた衣装の女が現れたが、題名の<雪傾城>というよりは<雪女>かと思った。
色っぽさよりは男の体温を奪い取る魔物のようだった。
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<夏>のおねえさんは男踊りで脚を開きすぎだが粋だった。
そして<七重咲浪花土産>。
中村座で初演された七変化舞踊の復活上演。
”瘤とりじいさん” に ”桃太郎”。
話しを進めていく鬼たちのユーモアな踊りに、”ああ、エンターテイナーだなあ。” と感心する。
オモシロイ。
 
日本舞踊って調子が乗ってくると立ち上がって体で拍子をとりたくなる。(ロックンロールと同じじゃん。。)
圧巻は最後の石橋の獅子。
歌舞伎の連獅子を思い出す。
勘三郎親子やシガンの息子たちとの連獅子は迫力があったなあ。。
無駄のない動き、安定性、緩やかな体の線とオーラの流れ。
水中に光がたゆたうようだ。
やっぱ、プロは美しいなあ。

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2018年5月31日 (木)

MET オペラビューイング ルイザミラー

ストックホルムの友人が高齢の母親の見舞いで帰国していた。
母親は帯状疱疹を発症したが、それも回復してきた。
”寝てばかりデスワ~” 
最近は流動食を食べるようになったとか。
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友人には正月に名古屋で会ったばかりだが、今回も上京の予定はないという。
会いたいけれど私もちょっと都合が付かない。
”歌舞伎シネで<日本振袖始と二人藤娘>を見てきたけれど、良かったわー!”
来日前にルイザミラーのライブ中継を見てきたばかりで、
”ドミンゴが凄かったよ。”
 
日本での公開は2週間後で私は見に行く予定をしていた。
 
 
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10年くらい前だったがドミンゴのコンサートを7万円払って見に行ったのがいて、”ありゃあ7万円の価値はなかった。声が出ていなかったヨ。” 
そのコメントが印象に残っていたので、いったいどんだけ素晴らしかったのだろうか。。
ドミンゴ、77歳。
美しい声だった。
この人のオーラは凄い。(男は顔と声だ。)
主人公のテノールとバリトンのアカペラ四重唱は圧巻だった。
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恋する二人が横恋慕する男に引き裂かれ、疑心暗鬼の末、毒をあおって死んじゃう話。
ロメオとジュリエットをねちねちさせたようなお話だ。
迫力満点で疲れてしまった。。
 

エンジェル

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2018年4月29日 (日)

能 籠太鼓 狂言 武悪 と 女装の男

籠太鼓
脱獄した夫の代わりに投獄された妻が時を知らせる太鼓を打ち夫を想い、その情愛に解き放たれる。
女は登場した時点で歩みが不安定でよろよろしていた。
せいぜい30代の設定ではないのかなー。
m
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立ち上がる所作と踊りが素人目にもフラフラ、よろよろ。
柱に向かってサーっと進むはずがどうも向かう先がずれている。
あれっ? 変だなあ。
何度目かで ”あー、落ちる。。” 
ヒヤッとした瞬間に後継がささっと掛け寄って背中を抱きとめた。この後継は3-4メートルを駆けたのにその余韻はさっと消えた。
一陣の風とでも言おうか。
眼の前の出来事が一瞬で<静>に戻ったけれど、今のは一体なんだったんだ。。
舞は最後まで不安定だった。廻ってフラフラ、見るに堪えない。
足が動かないのに人前で舞うって周りはなぜ止めないのだろうか。客に対してもあり得ないだろう。
m
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今回、驚いたことがある。
前列に3名の女子がやってきたが話し始めた時、”え、オトコ?”。
見た目でごまかそうとしても声は変えられない。
ロン毛の女装の男はトクトクと連れの女2名に ”あの松は距離でもあり、時間の流れも表わすの。歌舞伎もみてるし~。”
ちとうるさい声だったが開演前なのでしかたない。
当然興味が湧く。
どの程度綺麗なのだろうか。。
 
いやあ。。女としても男としてもどえらいブ男だった。
女装は”キレイになりたい”という願望からだろうが、タヌキが化粧してもタヌキはタヌキ。
塗りたくったタヌキは醜さが増すばかり。
私が呆然としたのは彼が立ちあがった瞬間、黒いパンツが丸見えだったのだ。
”えっ??”
何なのミニワンピースがたくし上げられた?
否、そいつは全く裾裁きを気にしていない。
なんちゅう服を着ているのだ。
薄手のインド綿の超、超ミニワンピース。
ズンドウにガニマタ。
キモチワルイ!! のひと言。
おいおい、連れの二人。一体どんな間柄なのだろう。
何で教えてあげないんだ。せめてスパッツを穿けと。
休憩後、今度は男が最初に来て私の前に座った。 隣の英国人がギョッと見上げた。
座る際にまたまた黒い下着がむき出しになった。
隣の女性がぎょっとして空いた口が塞がらなかった。
先刻の私と同じ形相だ。
男は見せたいのかもしれない。
悪趣味、下品、下劣、下衆、クズ。
 
あー。。。
美しいものを見に来たのに、なんてこった。。
そんな恰好で国立能楽堂へ来るなヤ。
あかの他人に股間を見せつけ、ストッキングも履かず下着を直接座席に付ける男。
キタネエな。。
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カネ払ってボロボロの演目を見さされて、汚いトラベスティの股間を見せつけられ、なんとも不快な夜だった。

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2018年4月22日 (日)

MET オペラ ビューイング セミラーミデ

背景が壮大で歌手の<技量>が要求されるので中々公演が難しく、METでは25年振りとか。
<あらすじ>
バビロニアの王妃セミラーミデは夫を殺し、15年後に新しい夫を迎え国王とすると宣言し、何と自分の息子を選ぶ。 
この時、雷鳴・地響きと共に国王の亡霊が現出し国民は恐れおののく。
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ギリシャ神話にも息子と再婚する王妃の話があるけど、私はいつも疑問に思う。
一体、彼女たちは何歳で出産するのか。
早くて13歳として、その程度の年下の男との再婚ってあるのかなあ。
(現代では多々あるけれど。)
 
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バビロニア王国がどんなものか分からないけどイメージは権力強大で豊穣の国。
出演者が金色の冠や髪飾りをつけ、男女コーラスは金色のショールを襷掛け、主人公たちは金色や金糸をふんだん使った豪華絢爛たる衣装を身に纏う。
コーラスが微動だにせず佇む姿は荘厳そのもの。
 
<超絶技巧>が必要とされる歌い方。
ビブラートではなく、音がコロコロ流れる様に転がる。殆どのメロディ―が水が流れるような音の氾濫。
当初、このコロコロが耳にひっかかっていたが、曲の殆どがそうだったのでいつの間にか音の渦に巻き込まれ、転がされるのが心地よく感じられてきた。
 
 
そのまま勢いづいてフィナーレに飛び込む。
小さな流れがどんどん下流に向かい、えいっと滝つぼに飛び込んだよう。
そして清涼感に包まれる。
タイトルのセミラーミデが主人公なんだけれど、3名の王子と占い師の何れもが主人公になり得るほどの迫力があった。
インドの王子の<ハイトーン>は最高だった。
こちらまで叫びたくなる。
スゲエー音だ。。。

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2018年4月 2日 (月)

MET オペラ ビューイング 愛の妙薬

オペラコメディーで笑いが多い。
主人公のモテ女は、
”愛が欲しいんじゃあなくて、自分の愛情を誰かとシェアしたいんだ。。”
 
へえ。。そんな解釈なんだ。
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成程、恋に揺らぐ乙女というよりは気の多い女のようだ。
結婚直前に婚約者を振って、<気になる男>の求婚を待つ。
その男も彼女が好きなのだが打ち明ける度胸が無い。
”願いを叶える液体”を売る詐欺師にワインを掴まされる。

 ”これは愛を成就する妙薬!”
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酔っぱらった男は気が大きくなり、これは<妙薬>の性だと確信する。
突然、男は女たちにモテるようになった。
でも、それはどうしてかと言うと、彼が莫大な遺産を相続すると女達が知ったからで、全員が<金目当て>。
 
そうよねえ。。
生活が第一だし、経済力は愛より魅力的だろうし。。
唯一、その事を知らない件の女が彼の告白を受けてハッピーエンド。
 
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登場する詐欺師、とても魅力的な男だった。
 
言葉巧みに愛の妙薬を売りつけられたら。。
誰でも恋が成就できそうな気がする。

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2018年3月29日 (木)

日本民藝館 宗像志功展

たまたまTVで紹介していた。
民芸運動の浜田庄司、河井寛次郎の作品も見られる。
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韓国、清時代の陶器や宗像の所蔵の陶器が並んでいた。
柳宗悦や友人に描き送った一連の作品。
それらがとても温かい。
 
独得の色使い。
大胆で丸顔の仏様や女神。
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華厳経の仏さまに圧倒された。
A4程の小さな仏さまが壁いっぱいにズラリと並んでいる。
横長の曼荼羅のようだ。
中央に大日如来。
月の神、雷神、風の神。
風の神はほぼ真横に流れる線で疾風のごとく走っている。この線が髪なのか風を表現したのか、とてもユーモラスだ。
薬師如来は網タイツを纏ったよう。。
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天才、奇才。。
版画は平面に白黒であらわされる線のみ。
仏さまの体に無数の模様が描かれている。或る女神の体にはバラの花。
もう、これは<デザイン>だ。
ふと思った。
 
<この人は自由なんだ。>
 
彼の腹からの笑いが作品から湧き上がるようで、実に明るい。
限られたスペースに白と黒であんなに表現できるって。。
凄いなあ。

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2018年3月20日 (火)

能 羽衣 能楽堂のショウケース

外国人向けの公演。
説明は英語なので、事前に詞章をきっちり調べ、U-チューブで演目を見てきた。
英語では細かい歌詞の説明がない。
 
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入場時にパンフレットが入ったクリアフォルダーを頂く。
嬉しい。
行ってびっくり、会場は二階の<リハーサル室>だという。
リハーサル室って。。どんなとこ?
 
 
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で、その会場に案内されて又驚く。
もう一つの能舞台があるのだ。
椅子が無いので床に座る。
 
当然、胡坐だったり両足を伸ばしたり、とても<ラク>な格好で鑑賞できる。
120名程いたかなあー。
 
まるで公園で日向ぼっこをしているような気分だ。
 
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狂言<仏師>
詐欺師が仏像を買い求める田舎者を騙す話。
自分が仏像に成りすましポーズを取るが、買い手に<直し>を何度も要求されてばれてしまう。。
小道具は面、それもおかめの面だけで、演者の力強い声に圧倒される。
いまさらだが活舌の良い事。
我々は大いに笑った。
 
能<羽衣>
私はこれが見たかった。
題材は昔話。
殆どの話では衣を奪われた天女は泣く泣く人間の男と結婚する事になる。
これって今はやりのパワハラ、セクハラだ。
が、能では拾った漁師が哀願する女を哀れに思い、衣を返すから踊りを見せてくれと要求する。
そしていざ手渡す段になって、もしや受け取ったら直ぐにそれを身にまとい天上に帰ってしまうのではないかと疑う。
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そこで天女の決め台詞。

”疑うは人間のすること、天界ではありえない事だ。”
これがこの作品の教訓だそうだ。
天女は美しい三保の松原や日本の景観を褒め称え、人間の幸せを願い仏への感謝を示し大きく両手を二回振る。
これで金銀財宝を蒔いているのだそうだ。
へえ。。。
天女は人間に多くの物を呉れるんだ。
我々が享受する自然界の恵みを自覚しないといけないだろうなあ。
正面二列目に陣取った私は天女を見上げて、その荘厳な美しさに圧倒された。
ひらひらと舞う薄衣は金色に輝き、そこには鉦、笙、笛、太鼓、鐘などの楽器が描かれていた。
そうよ。。
音楽は人間を幸せにするんだ。
これぞ羽衣。
帰宅して猫に言う。
 
”天女を見てきたわよ。。”
 
 

エンジェル

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