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文化・芸術

2018年1月19日 (金)

歌舞伎 国立劇場 世界花小栗判官

前にスーパー歌舞伎の”オグリ”を見ていた。
いざりのオグリが妻に巡り会い、猿之助は延々と<愛が大切!>を繰り返した。
m
歌舞伎で愛だ恋だと聞かされて最初はこそばゆい思いだったが、何十回も聞くうちに、本当に愛は大切なんだ、素晴らしいんだと胸に響いたのを思い出す。
あらすじを調べたけれど、覚えているストーリーと大分違うようだがそんな事は構わない。
<小栗物>は多いのだという。
 
 
 
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<絵草紙>のようだとチラシにあったが、当に絵のように優雅で華やかな舞台だ。
あらすじ
或る夜、屋敷から宝物が盗み出される。
そして舞台に星空が一面に広がり、なぜか流れ星が数個堕ち、中空にはナポレオンのアルプス越えの馬のような形が赤く浮き上がる。
この宝を巡って善と悪が戦い、男女の愛が絡んでくる。
次に春夏秋冬の桜のシーン。
ここで小栗判官が荒馬を乗りこなし、碁盤のうえで前足を立てる。
この時、ああさっきの夜空の馬はこれか。。
馬も馬上の菊之助も息を呑むほどの迫力がある。
声も張りがあって聞き易い。
Img_8524
夏の場の漁師の家では亀蔵が面白い。
ごろつき共の会話に世相を反映した流行語が続く。
”ワタシ、失敗しないので、チガウダローこのはげ~、そんたく、35億、頭を勝ち割る、etc”
会場は笑いの渦。
登場人物は多いが、話のテンポがぽんぽんと進み分かり易い。
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冬の雪景色。
舞台転換でぐぐーっと家が奈落に下がり、そこは菊之助の立つ滝つぼ。
照明とスモークで奥には水煙が立ち、川の流れは単純な青い線の遠近法で水が客席に向かって来る。
殺陣の美しさや西洋楽器の音楽も有ったりで、
新春に相応しい煌びやかな舞台でした。
Img_8520
 
1階中央席には40名程のキモノの団体さんが並んでいた。
その後ろ姿に、
あー、うなじって色気が有るんだなあ。。
 
これでやっと正月が来た。
 

エンジェル

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2018年1月15日 (月)

能 難波 狂言 松楪

<あらすじ>。
天皇の臣下が熊野三山へ参篭後に難波に到着する。見事な梅の木の周りを掃き清める二人に会う。
二人は梅のめでたさを讃え、難波で即位した仁徳天皇の治世を懐古する。
彼等は梅の精と王仁の化身。
宵には木花開耶姫(このはなさくやひめ)の精魂が現れて天女の舞を奉納する。
王仁も舞楽を披露し、治まる天下を祝福する。
ふむふむ。。
そう言うおめでたいお話か。。
Img_8336
翁の白髪の髷げが不揃いで前に突き出ている。
これが力強いのが面白い。
 
金地に大きな黒の青海波模様が斬新で、このままだとド派手だけれど、一部をタンクトップの前に取り入れたら素敵じゃないかしら。。
などと能に関係ない事を思う。
天女の舞も翁の舞も優雅でした。
王仁が始終俯き加減でなにか変だなと思ったら、後見がしきりと冠を持ち上げていた。
まっ、重いのねえ。。
あれでちゃんと前が見えているのかしら。。
Img_8490
 
隣のご婦人は開始2分で寝始まった。
ずーっと寝て、狂言も寝ていた。
右隣は能の途中で寝てしまい、も一つ向こうの男性は鼾をかいて寝ていた。
すげえ。。
正月の疲れを鼓の音で癒すなんて、とても贅沢な過ごし方だと思う。
 

エンジェル

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2017年12月26日 (火)

歌舞伎 実盛物語 土蜘蛛

午前の部。
人の縁が絡み絡んで、”えっ、そんなバカなーあ。。”
と言っちゃアおしまい。
ぎゅうぎゅう詰めのお話を江戸の庶民は拍手喝采したのだろう。。
 
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<あらすじ>
平家全盛の時代の木曽義仲誕生のお話。
(源氏の)白旗を握ったままの女の腕を子供が拾う。
木曽義仲の母親の懐妊が発覚し、実盛と瀬尾が詮議にやってくる。男子なら殺さなければならない。
そこで生まれたのはこれだと先刻拾った片腕を見せる。
m
”そんなバカな!”という瀬尾を実は源氏に味方する実盛は”そのような前例が有る。”と言いくるめる。世の中には信じられない事があるものだと。。
(客はここで笑ったのだろうか。。)
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その腕は実盛が切り落としたもので、その家の娘と判明した。
(その腕を実の子がヒロウ?!!)
聞けば娘は捨て子。
段々と話が進むうちにこの瀬尾自身がその父親であると分かる。
彼は孫の手にかかったふりをしてその場で自害。
(そんなばかな。。)
子供が実盛に”母親の敵~!”と迫るが、実盛はお前が成長したら尋ねて来いと優しく諭す。
ストーリーがこんなに入り組んで、人も死んでしまうのに、愛之助が馬で退出する姿は晴れやかで惚れ惚れする。。
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歌舞伎座地下の木挽き広場で<歌舞伎桃山>を買うのが私の楽しみ。
美味。
 

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2017年12月25日 (月)

狂言 鮎

野村萬斎の新作狂言。
まるで、現代芝居を見るようだった。
狂言は実生活とは大分離れた<軽い笑い>だと思っていた。腹の底から湧き出る笑いではなく、強烈な感動を呼ぶものとは思っていなかった。
予想に反して、これは誰の胸にも響いたのではないだろうか。

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<あらすじ>
清流の畔に住む才助が鮎を釣りに行く。
そこへ山向こうで袋叩きにあった若者が逃げてくる。
男は金沢ヘ出て金を稼ぎたいと言うが、人相を観る才助は、”おまえは街へ出れば卑しい人間に成り下がるから、この地で清流に住む鮎を食べ、心を清らかにして畑を耕して暮らせ。”と提言する。
鮎でも食べろと家に連れ帰る。
美味しい鮎を食べ満腹になった男はそこでまどろむ。
そして夢を見る。
男は才助に連れられて金沢の宿屋を紹介して貰い働き始める。
風呂焚きから下足番、そして番頭と出世し、入り婿となって手広く商売を拡げてカネを稼ぎ、お殿様とも懇意になる程出世する。
(舞台ではここの展開が早く簡潔で美しい。)
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数年後、噂を聞きつけた才助が甥を連れて男に頼み事をしに行く。
”甥は人を殺す戦には出たくないというので、お殿様に頼んで戦場の後方部隊で働けるようにしてはくれまいか。。”
男は”お国の為に命を惜しむとはなんたる女々しい奴!”とその頼みを断る。
才助は引き上げる事にするが、ちと腹が空いたので何か食べさせてくれないかとお願いするも、
男は”ゼニは持っているのか?”
無いと知ると、”此処は宿屋だ商売だ、ただで飯を食わせる訳には行かない!”
と才助たちを罵り追い返す。
舞台には題名の通りに大鮎と5匹の小鮎が登場する。
まさに彼らが主人公だ。
帽子を被ってるだけだが、それが鮎に見えて来るし囲炉裏端で静かに焼かれる鮎を擬音でユーモアたっぷりに表現する。
鮎の香ばしい香りが漂って来るようだ。
 
そこで男が夢から覚める。
(邯鄲の夢か。。この話はここで終わるのか。。)
ところが男は金の亡者になった自分を夢で見ているにも関わらず、
”それでも、カネ儲けをしたい。”と呟く。
此処は笑えるシーンなのだが、なぜか観客はしんみりとしてしまう。
才助が去り、鮎たちもくねくねと泳ぐように舞台から消えていった。
(どうなるんだ。。この芝居。どこで終わるんだ ?)
残った男が叫ぶ。
”ゼニが欲しい!!”
夢を見た~~~い!!”
<最後の一句>のような衝撃だ。
この切実なる叫びに胸が一杯になった。
だって。。その男は私。。
忠告通りに生きれば案外苦労の少ない道を歩めたかもしれないが、人生に<もしも>が無いようにやって見なければ分からない。
人生の岐路で下した決断を後になって間違ってたかなーと思える時がある。
でも、果たして忠告通りに生きたとして、そこには自分の思いを実行できなかったという悔いが残るだろう。
だから、やりたい事はやれば良い。そうすれば自己責任だから誰を恨むこともない。
mm
金沢に行って金儲けをしたいと思ったら行けば良いのだ。出世して嫌らしい人間になったとしても、それは他人の感じる事。この男は嫌らしい人間に堕ちた事に全く気付かないのだから後悔のしようもない。
否、一度その夢を見ているのだから、絶えず心の片隅で自戒の念が働くに違いない。
 
シェークスピアを見たような気分だ。

エンジェル

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2017年12月21日 (木)

MET オペラ映画 魔笛

演出でこんなに印象が違うんだ。。
有名な夜の女王の美しいアリア。
お伽噺なのにタイトルは”♪復讐の心は地獄のように♪”で 実におどろおどろしい。
あらすじ。
世界は昼と夜の二つに分かれている。
或る王子が大蛇に追われ夜の女王の召使3名に助けられる。
王子は彼女の娘の絵を見せられて恋をしてしまう。魔法の笛と鈴を与えられ「昼の世界の王」からその娘を救うべく、鳥飼いのパパゲーノと向かう。
幾多の試練を越え、彼女に辿り着いてハッピーエンド。
mして
”夜の世界”が多いので舞台の印象は暗い。
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<ライオンキング>の演出家が手掛けた。
魚のような大蛇を泳がせ、大きな骸骨のような鳥に三人の子供(人形)を乗せて宙を飛ばせる。
とてもオモシロイ光景が広がる。
そもそもが東洋をイメージしたらしいというのだが、王子の服装を見てびっくり。
シナ服のような半身の服で肩に掛けた布はウロコ模様。
眉も目も吊り上がり、歌舞伎役者のような白い肌。
登場した王子の決めポーズは ブルースりー。
男なのに頭部・側頭部は日本髪のような中途半端な膨らみがある。
夜の女王に至っては頭を剃り上げたように異様で、後ろから見たら紙のようにピタッと張り付いた長い髪は青い。
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なんとなく可笑しい。
昼を管理するザラストロの冠の上部は扇形。
そこに閉じた扇が簪のように刺してあり、面に蛇が張り付いている。
気味が悪い。
昼の象徴なのになんでヘビなんだろう。。
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一目見て衣装担当は日本文化に興味があるのがよく分かるんだけれど、何がヘンなんだよな。
三人の女は顔を<黒子>のように塗り、実際に多くの黒子が鳥を飛ばしたり舞台を運んだりしている。
鳥飼いのパパゲーノだけが一番分かり易い楽しい恰好。
それにしても役者だわ。。
呑んだ酒を<ドン ペリニョン!>と言い、鈴の箱をラジカセのように担いでステップを踏む。現代的なアドリブが面白い。
そうよ。
古典もどんどん変化しているんだわ。
ドイツ語なので殆ど分からないが、3-4割が笑っていた。
翻訳もあるのだろうけれど、流石国際色豊かなニューヨークだ。
 
 

エンジェル

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2017年12月20日 (水)

能 七騎落 狂言 悪太郎

友人が能を見たいと言うので一緒に行く。
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<悪太郎>
酒好きのドラ息子が泥酔中に出家の衣に変えられて、改心すると言う話。
m
まあ.
良く通る声。。
先月の手話狂言の目黒の能楽堂より国立能楽堂は大きいが、演者の声が良く通る。
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<七騎落>
頼朝が西へ落ちる。乗船者が8名では縁起が悪いので実平に一人下ろせと命じる。
(ここまで命がけで付いてきた部下に何て残酷な主人ナンダ。。)
そこで彼は艫に座る老兵に下りろと言う。
”貴方が一番陸地に近いから。。”
老兵は自分は老人だがまだまだご主人様のお役に立てるからと断る。
(へえ。。ご主人の為に降りるかと思ったら。。)
彼は”命ふたつ持つ人”を下ろせという。
自分は息子が戦死したので一人になってしまった。
実平は息子が同道しているのだから二人のうちの一人は死んで当然だろう。
(言われてみれば一理あるような。。ないような。。)

実平は息子に下りろと言うが、今度はその息子が断る。
自分はご主人の役に立つ者だから、例え親の命令だろうが聞くわけにはいかない。

(えーーっ。。断る?その頃の親子の関係ってそんなものだったの?)
そこで実平はそんな息子を”日本一の大胆物!”、それでは人手にかけまいぞ。
自分が降りるしかないと決断する。
それを見て、初めて息子が降りる!と言う。
(本来、涙の物語のようでもあるが、最初に断った息子に同情の思いは湧かない。寧ろ、ドライ過ぎて可愛くない。)
結局、実平は残した息子の浜辺の合戦を心配そうに見るのみ。
後から小舟がやって来た。
それは頼朝の味方で、なんと実平の息子を救出して船底に隠していた。
そこで実平は<再会の喜びの舞>を踊る。
勇壮な武者が大勢登場して賑やかな舞台だったが、違和感ありすぎのお話しだった。

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2017年12月11日 (月)

歌舞伎 らくだ 中車と愛之助

今週は殆ど見られなかった<チャングム>を優先した。
アレは午後にしよう。。
ところが電車でアレに向かう車中、今朝のニュースが頭から離れない。
歌舞伎座公演の愛之助とノリカちゃんを紹介していた。
第一部は購入済だけれど。。やっぱり二部の<らくだ>の中車と愛之助も見たい。
そうだ、第二部を見てもアレを夜にすれば<両方>見られる。
一石二鳥、一挙両得、二兎を得る、etc。一回の外出で二か所を廻る。有効利用だ。
途中下車して東銀座へ向かう。
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通り過ぎて階段を登ってしまってから、もしやと思って振り返ったら、まあ。。
紀香ちゃんが佇んでました。TVで見たのと同じ緑の着物で。
客は皆素通り。
気付かないのか恐れ多いのか、ご贔屓以外は話しかけてはいけないのか。
マネキン人形のように微笑んでいるわ。。
<らくだ>
思い出すなあ。。勘三郎と三津五郎と亀蔵で腹を抱えて笑ったっけ。
勘三郎も三津五郎も笑いを必死で堪え乍ら笑っていた。
この亀蔵がいい。
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m
長屋の鼻つまみ者のぼーーっとした<ラクダ>のような男がフグに中って死んだ。悪友が大家から弔いを何とか出させようとして、通りかかった屑屋を遣いに出す。
酒と煮物を出さなかったら、”死人にかんかんのうを踊らせる!”。
そして実際に踊らせる。
全てが可笑しい。
でもね。
勘三郎の時は涙を流して腹が痛くなるほど笑ったっけ。。
 

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2017年12月 2日 (土)

能 黒塚

友人は猿之助の<黒塚>を見て感動した。
そこで能の黒塚を見に行く。
安達ケ原の鬼女のお話。
旅の僧に一夜を乞われた山中のあばら屋の女。
寒いからと薪を裏山に取りに行く。
至って親切なおばさまだ。
寝室を覗いてはなりませんと言いおいて出かける。
駄目だと言われれば見たくなるのが人の心理。
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僧は山積みの遺体を見て逃げ出す。
気づいた女は<鬼>となって追いかけて来る。
僧は仏の庇護の元、真言を唱えて鬼女を撃退する。
 
鬼気迫る鬼女。
穏やかな面から般若に変わって襲う姿は恐ろしい。
そしてそれを撃退する仏の威力というのも凄いなー。
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女の錦秋の衣装は静かに光り、鬼となっては美しい銀髪を振り乱し、ミツウロコ模様の銀色の袖、脱いだ上着は赤・黄・緑に明るく輝いていた。
ゴージャスな鬼女。
そもそもこの女はなぜ鬼になったか。。
女が鬼になった理由は聞くも悲しい物語。。
 
色々とあるんだなあ。。
哀しい経験から畜生道へ落ちた哀れな鬼女。
何ともやるせないお話だ。
(写真はチラシから)
ちた

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2017年11月24日 (金)

能 養老 狂言 水汲み

ヨウロウノタキと言えば真っ先に頭に浮かぶのが居酒屋チェーン。
なんともじじ臭い名前だと思っていたが、
<養老>とは若返る水の話。
不老不死の霊泉を求める勅使一行。
親子が現れ、孝行息子は父親にその水を飲ませ元気になって帰って行く。
そこへ陽気な4名の腰が90度曲がったじいさまが登場する。
杖で調子を取り乍ら歩いて来るさまに可笑しさが込み上げる。
あれっ、何処かで聞いた声だなーと思ったら萬斎だった。
ひと飲みで白髭が黒になり、二口目で頭髪が黒くなり、続けて飲んで腰がぴんと伸びる。
”ばあさまに飲まそうか。”と誰かが言えば、
いやいや自分たちだけ若返って若い女を楽しもう。。
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それまで親子の唄のやり取りを詞章で確認するのが精いっぱいだったから、能にこんなに<笑い>が入るなんてオモシロイ。
今回は特殊演出らしい。
そうして最後に<山の神>が降臨して舞い、天下泰平を祝福する。
太鼓の音が強くなる。小鼓、大鼓と笛も同時に音を増し会場中にうわーっと盛り上がる。
能の舞って。。歩き、廻り、上半身は袖を腕に巻き付けるか、手は肩の位置まで上げたりと、素人目には非常に単調な動きにしか見えない。
日舞のようにくねくね、ひらひら、捩りもないし、小道具は扇だけ。
それなのに動きが空気を攪拌して風が舞い上がる様だ。エネルギーを蓄え音と共に空中に発散する。
大自然の精霊が崇高に見える。
力強かった。
”♪君は舟、臣は水♪”(君主の権威は臣下・国民の意向に則ったもので、民意に反する暴君は失権する。)という名言だそうだ。
差し詰めこのメッセージは勅使に与えられたものだろうか。
現在の隣国を思って、なるほどなー。
 

エンジェル

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2017年11月20日 (月)

笠間日動美術館 パレット館

友人宅へ遊びに行く。
今回は日動美術館に誘った。
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この美術館、とっても素敵な環境にある。
大きな庭に本館。
岸田劉生と椿貞夫と鴨居玲。
名前しか知らない作家の作品を見て、”凄いわねえ。”
そして出てくる言葉は。。
”まっ!ハンサムねえ。。” 
余りの美男子ぶりにうっとりしてしまう我々。
こんな事を言える人と歩くのは楽しい。


庭の彫刻を見て、フランス館とパレット館を見る。
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パレット館ってなあに?
”画家のパレットが飾ってあるんですヨ。”
えっ?  あのパレット?
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”とても面白イデスヨ!”
案内君の言葉どおり、そのコレクションは面白かった。
ひとつひとつが楽しそうだ。
著名な画家の名前が続く。林武、片岡球子、遠藤彰子、田村能里子、東郷青児、三岸節子、etc。

この案内君はとても感じが良かった。
シニアー割引きを要請したら、”証明するものは?”と聞かれた。
ところが財布を持たず、証明できるものが何もない。

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”あー、しまった。。”と私はとても悔しがったら、 優しいお兄さんは微笑んで、イイデスヨ、じゃあ”何か”言って下さい。
”昭和XX年。。ワタシ。。○○以上に見えませんかぁ~?”
少し呆れたように 微笑む青年にふと我に返る。
 
私の人生、ご褒美も無いままにここまで来た。
滅多に得られない<特権>をやっと行使できる喜びに支配されたアタシ。。
”シュセンド”という言葉がチラリと頭をよぎる。
 
でも。。
(ババアである事を)何で一生懸命アピールしているんだろ。。
ハンサムなお兄さんの前で私、ナニやってんだろ。。
 
 
この美術館は近くの春風萬里荘と提携している。
お庭が自慢らしい。
次回尋ねてみたいものだ。
 

エンジェル

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