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2019年7月25日 (木)

脳梗塞だったのよと言われた。

向こうから人がくる。
真っすぐに進んでくるので避けようとしたら、手を振りながら私の前に立ち塞がった。
まさに立ち塞がるという形になった。

目の前でニコッとしている女が一瞬誰か分からなかったが、親し気に声を掛けてきたのでこちらも微笑んでそれにこたえる。


数秒後、あっ、臨床美術のメンバーだ!
はきはきした同年代の行動的な方だが、それまでお話をしたことが無かったので、そのボサボサの白髪頭の<老け顔>に私は少なからず驚いた。

”先週お見えになってませんでしたねえ。”

その前は私が不参加だったので3か月振りだ。

 

”ワタシ、ノウコウソクで入院してたの!”

 

絶句。。。

 

<ノウコウソク>の響きは怖いが、彼女は笑みを浮かべ普段と変わらぬ早口で話している。

 

Img_6877

 

そこで長めの立ち話となった。
発病の状況は眩暈を感じ、娘との電話でろれつが回らないと指摘され、大事にしたくないと迷いつつも救急車を呼んだ。
”あれが妹だったら、迎えに行くから待ってて!って言われたわねえ。妹を待たなくて良かったのよ。。”

”玄関までは自力で出られたんですか?”

ヨロヨロしながらもそこ迄は頑張って出来た。



そして一週間の入院となった。

 

彼女は個人的に子供向け臨床美術教室を開催する準備をしていたので、先生には真っ先に知らせたそうだ。

何も知りませんでした。
それは大変でしたねえ。。

(そりゃあそうだわ。。そんな究極の個人情報を先生が我々に言う訳ないわねえ。)

立ち話は10分以上続いた。
殆ど話をしたことの無いただの知人に、”どうしてこんなに私に話しかけるのだろうか。。” と不思議だったが、ただただ聞いてあげることくらいしか出来ないので私の方から切り上げられなかった。
しゃあない。
彼女がけりを付けるまでは付き合わないと。。
一層の事、お茶でもと誘った方がいいのかしら、でもそこは住宅街で喫茶店も無い。


私は駅に向かう途中で彼女は忘れ物をしたので自宅に戻るところだった。
長い立ち話の後で、”でも、何を忘れたのかを忘れちゃった!” と笑いだしたが、
私は笑えず (ダイジョウブカイナ??)

 

彼女は誰かに聞いて欲しかったのだろう。
自分に起きた<身の危険>とそれを乗り越えた<喜び>と置き土産の<不安>。
誰かに話す事でその不安が薄れていく気がしたのだろう。

”あなたも、気を付けてね!” と言って彼女は自宅に向かった。

 

エンジェル
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