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2020年3月

2020年3月31日 (火)

散歩道は人と犬で一杯

近所に河津桜の散歩道があり、その時期は大勢がやってくる。
現在は数本の大島桜でソメイヨシノは今週末が見頃だろう。

Img_3949

 

新緑でも今まで見たこともない大勢のシニアーがマスク姿で散歩している。

犬の散歩も賑やかで、どうも午後に集中するようだ。

老夫婦が仲良くというかつまらなさそうにヒタヒタと歩いていく。
白髪の男性が一人で寂しそうに歩く。どうしてそう感じるのか不思議だけれど、男一人ってごつごつした感じが鎧のようにまとわりついているからだろう。

男性が一人でベンチに座っている姿はなんだか哀しくなる。
(私も案外そう思われるのかも。。)


以前、友人に言われた。
”今はバス停で一休みしていたら、警官に職質を受けるのよ。迷子と間違われて。。”




誰とも目を合わせないようにして、マスクで無言で歩く姿はまるでモノクロの世界を夢遊病者のように漂っている感じだ。
ジョギングに励むごま塩頭を見ると、ガンバレヨ!と心でエールを送る。

 

皆、警戒心を漂わせながら歩いている。
当然だ。。
気軽に話しかけられないし、話しかけられたくない。。

さっさと通り過ぎる。

無味、無感情のユウレイとすれ違うようなのに思わず苦笑する。

 

Img_3957

 

そんな中、10歳くらいの男子が犬を散歩していた。
コロコロした犬が近寄ってきた。
可愛いのと相手が子供という事で話しかけた。

”それ、何ケ月なの?”
6歳です!

。。。。

”何て言う種類?”
チワワです。
(まあ、チワワってこんなに毛が長いんだ。。)

子供との会話は続かず、所詮ソバのようにぶつ切れだった。。

 

エンジェル
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2020年3月30日 (月)

バルセロナの友人

友人はネットで日本のTVをよく見ている。
東京がロックダウンかどうかで大騒ぎだと連絡を入れようとしたらメールが来た。

彼から連絡が来るなんて珍しい。
読んでビックリ。
というのも、先日初めてコロナのお見舞いを打った翌日に、
”母親が昨日亡くなった。。この時期なので帰るに帰れない。。”

 

Img_4119

 

そして今回のメールも訃報だった。

”一昨日、妻の母が亡くなりました。痴呆症と骨折などで車椅子生活でしたが、一昨日の朝急変した。時期が時期なので医者もコロナ装備(防御服)でやって来たが結論は心臓発作。
通常ならば告別式から火葬、埋葬だが基本的に人々が集まってはいけない為に全て業者任せとなり、遺骨が戻ってくるのは1ヶ月後らしい。
彼女は実家で看取れたが我々は移動禁止で何もできませんでした。

スペインは、30日から9日まで買い出し規制を強化します。
いわゆる、一般的な仕事も禁止。食品・スーパー・薬局以外は全てクローズとなります。”

 

まあ。。
ひと月に両方の母親を送り出すなんて。
それも、骸を見送る事も出来なかった。。
言葉を失うとはこの事だ。

 

エンジェル
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2020年3月29日 (日)

施設の閉鎖がつづく

水彩画の会長から<施設が引き続き5月6日まで閉鎖>と連絡を受けた。
連絡網のメンバーに伝える。

 

東京都の緊急会見もあり、大方は驚きもしなかった。
メンバーの半分は独り身だが、配偶者がいる人は外食が殆ど無くなり旦那の食事の世話が増え、孫の世話を頼まれたりで結構忙しく過ごしている。

Img_4066



2月の時点では先生の個展で3月の1レッスンが休講となるので、両月のテーマを<画材>とし、後半のクラスで発表する事になっていた。
各自が自分の作品以外に2作品を記入して投票する。
品評会と言うかコンテストというか。。
一瞬、ざわついたがオモシロソウダと皆が載ってきた。。

先生は、”これは初めての試みですけど、何か目標が有った方が皆さんも頑張れるでしょう。”

彼は休講の授業料を貰うのが心苦しくて、それを3等までの賞金とする積りだった。
でも、金銭では無く<物>で、又、全員に参加賞として絵の具の一個も下さいと要望した。

先生は既にアトリエに<景品>を準備している。

”その日は折角だからお茶会にしましょう!”

そこで私はお茶菓子を折り紙の箱に詰めて渡したいと15個作成した。
外出もせずにせっせと作り続けて60個出来上がった。

どうしましょう。。
差し上げるのが5月に延びてしまった。
さくら柄で作ったのに、季節はどんどん過ぎてしまう。。

 

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2020年3月28日 (土)

ダイヤモンド 

折紙の箱を頂いた時の話。

盆踊り教室で一番ウマの合う人が、
”渡したい物があるから、終わったらちょっと待ってて!”

ん? なんだろう。。

”ダイヤモンドあげるから。。”

あら、嬉し。。

 

小さな袋をさっと渡された。
その場で広げて見るというものではないようにささっと手渡された。

家に戻ってみたら綺麗に折り畳まれた8角形のふわふわした柔らかい箱。
蓋の頭には小さなバラ。

 

Img_9894

 

開けたらダイヤモンドがゴロゴロ入っていた。ように見えた。
飴や菓子が入っていた。

”これがダイヤか。。”

ダイヤなんて愛しい人に貰うものと思っている私は、こんなカラフルなダイヤを尊敬する人から頂いて実に幸せな気分になった。

 

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2020年3月27日 (金)

リハビリ室

1月の或る日、リハビリ室に太った女が入ってきた。
彼女のコートのせいでとても大きな人に見えた。

カートを押しながら入ってきた女はドスの効いた声で何かをいったが、私はメンドクサソーな人だと思った、

そのコートに目が釘付けになった。

緑青の生地に直径3センチ程のトルコブルーの花が一面に撒かれ、その間を唐草模様がくねくねと踊っている。とても派手な柄だった。
フェルト地のようだし、花も草も毛糸の刺繍のようだ。

 

Img_2967

こんな生地をインドで見た事がある。
総刺繍で勿論手作業。

あの時は確か仲間の札幌の人がテーブルクロスにするといって数メートルをホテルに届けてもらっていた。

青い花の婦人はコートを脱いだ。
白パンツに黒のチュニック。その上に黒のボレロで、それがまたフェルト地に10センチほどの赤い花。
13片の花びらは長さがまちまち。

花の上の花のコートでどちらもフェルト地。グレーのベレー帽は大きめでとても上品なフェルト地。

多分お気に入りの店からそれらを入手したのだろう。


興味津々だったけれど、その場で私は話しかけられなかった。

その後で薬局でも見かけたが、話しかけたら大きな声を出す人なんだろうなーと思ったら、またまた私は口をつぐんだ。
(どうでもいいじゃあないか。。)

あの青い花を壁掛けにしたらステキだろうなあ。。

 

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2020年3月26日 (木)

スーパーの見切り品

スーパーの<見切り品>を見る。
さっさと食べるものだし、何が売れ残ったか見るのも案外楽しいものだ。

50代のサラリーマンが箱を覗いていたが私が近寄ったらさっと離れた。

 

Img_2947

 

あら、まあ。。
オジサマ、恥ずかしい事ではありませんのヨ。
何が入っているかしっかり探しなさいな。

羞恥心? 
恥?

そんな余計な感慨は捨てましょう。
約に立たないものをいつまでも持っていたって意味がございません。

この野菜をどうやって食べるかを考えましょう。

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2020年3月25日 (水)

ヨーロッパのコロナ

あっという間にヨーロッパに感染が広がって驚くばかりだ。
日本だって検査をしていない感染者を数えたら凄い数字になるのだろう。。

スエーデンの友人が”ダイジョウブ?” と聞いてきたので尋ねた。
なんでこんなに増えたのか。
”北イタリアヘのスキー客から広がった。。”

Img_3571

 

 

イタリアの棺が並んだ悲惨な状況にローマの友人に同じことを尋ねた。
娘はミランで勉強していたわよねえ?

”政府の初期対策が拙かった。左派が人権侵害を声高に言い、外国人の入国を制限しなかった。。。”


娘は1月に精神科医になり、2月から7月まで友人と世界旅行に出かけた。チリ、アルゼンチン、ウルグアイと回った所でこんなことになり、ホテルではヨーロッパ人という事で宿泊を拒否された。
やっとフライトが取れて、前日に帰国したという。

 

まあ。。大変なこと。
同時にあちらの学生は就職前に半年も世界を見て回るんだと感心もした。

イタリア移民の多い南米でそんな扱いを受けたことは衝撃だったろうなあ。
初めて訪れる国の印象って小さな出来事でもそれが記憶に焼き付くものだ。
私のように親切な人たち、強盗と遭遇しても<親切な人>が先だったから良かった。
英国でのみ人種差別を感じたが、その他では全く差別は無かった、
思えばラッキーだったのかもしれない。

 

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バルセロナの友人は ”犬の散歩は飼い主の証明書を携帯し、家から200メーター以内しか動けない。毎日が日曜日でインターネットがなかったらどう過ごして良いか分からない。”


”今、マグロ船がどこに入港するかで困っているんダヨ。”

 

 

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2020年3月24日 (火)

折り紙の箱

盆踊りのB子から折り紙の<箱>を貰った。

”おせーて!”

早速A子宅に集まることになった。
あれよあれよという間に8片を差し込んで蓋が出来あがった。

Img_2355

 

受け皿の分は自宅で作るように呉れた。
暫くそのままで、二週間後に作ろうとした。


あれ? 確か。。こうだったよなあ。。
ダメだ、よく覚えていない。。

箱の一片を外して開いてみた。
あー、そっか。こうね。ナルホド。。。。


でも、仕上げが綺麗に出来ない。

 

”上手くできない。”と言ったら、たまたま翌日人に教える予定があるというので私も参加した。

そこで<コツ>を教えて貰った。
蓋の角度を決める地点を正確にきっちり折ること。

Img_2360

 

 

その日は強風注意報が出ていた。

私は出来上がった蓋をバッグに半分突っ込んだ。
強風がバアーッと正面から吹いて看板が倒れ、キャーという女性たちの悲鳴で私は高架橋の商店街に飛び込んだ。数メートル歩いて財布を探したら入れた筈の蓋が無い。

まあ。。さっきの風で飛ばされた?

 

慌てて戻ったが、蓋は転がっていない。形が無い。空中分解したようだ。
6メートル先に桃色の塊が見えた。
1片を拾い、幾つかを車道まで追いかけた。

1,2,3。。6片拾った。
(あと 二つはドコだ?)

 

Img_3607

 

ウロウロと交番まで探した。
ナイロン袋が空高く舞い上がっていく。
私の桜の花びらももう飛んで行ってしまったのかしら。。
ロータリーの内側ヘ飛ばされ車に潰されてしまったのかもしれない。

シャアナイ。。
未だ家に数枚あるから箱は作れる。。落ち込むことは無いさ。

でも、私は折られた数片が愛おしく可哀想だったので、諦めよう、諦めようと思いながらもしつこく4度通りを往復した。
これで最後にしよう。。

ふと見たら床屋の看板の下に一枚。その2軒先のパン屋のドアの傍に一枚。

全部見つけた。
こんなに嬉しかったことは昨今無かった。



どうしてさっきは見つからなかったのだろうと不思議だった。
吹き続けた風が其処に運んでくれたとしか思えなかった。

物事って注意深く見ているつもりでも見えてないし、諦めちゃあいけないんだと粘ることを学習した。

 

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2020年3月23日 (月)

雨の中の老婆

腰が大きく曲がった老婆が道に屈みこんで何かを探していた。
まあ、何かを失くしたのかしら。。

私も彼女の周りをじっとみる。
せいぜい落としたのは硬貨だろう。。
雨の中、まさかコンタクトレンズじゃあないだろうなー。

近づいて初めてお乞食さんかなーと思った。

45リットルのごみ袋を被り首にも襟巻のようにごみ袋を巻いていた。
左手には膨らんだごみ袋を抱え、右手には傘を持っていた。

なぜ傘をささないかと言えば、その手で襟元の黒い布を握っていた。

どうしよう。
傘を差しだしてあげようかな。

 

Img_2960

 

でも、でも、どう見ても<異常>な老婆だ。

どこかの軒下に入ればいいのに。
ヨロヨロと歩いて行くのだから家に戻ろうとしているのだろう。

でも、それっていったい何処なんだ。
この辺りに空き家なんて無いと思うけど。

私は気になって何度も振り返った。
”何のインガか。。”
顔に掛かる雨は冷たいだろうに、ああいう老後はきついなあ。


声を掛けようか迷ったが、その異常性に我が道を進んでいるのだろうと踵を返した。
ああは成りたくないと思ったが、後日、その近くに有名なごみ屋敷があり、どうもそこの住人らしいと分かった。

雨にショボ濡れる老婆は悲しいだけだ。

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2020年3月22日 (日)

くつ下を二枚はいてしまった。

外出時に両膝にサポーターを付け、左の足首にサポータを履く。

それから踝までのストッキングを履いて出かける。

そのストッキングは数年前にウルムチのスーパーで5足セットでえらく安かったので買ってきた。

これだけ<替え>があれば有効に使える。

いつの間にか残った4枚には小さな穴が開いていた。
こんなことならもっと買ってくれば良かった。。

ストッキングからあのシルクロードの楽しい旅行を思い出した。
スーパーや莫高窟やイスラム系の人々や火焔山。。

ほんの一瞬のこと。

 

Img_2917

 

 

さあ、履き終わって出かけようと歩き出した。

 

んっ? なんか違う、なあに?

足の裏の感覚が左右で異なる。
右足が素足のよう。。

 

えッ!!??
右足がストッキングを履いていない!
ドーユーコト?? 

さっき手にしていたストッキングは床にはない。
確かに履いたよなあ。。
変だなあ。。ストッキングが消えた?


よーーく見たら、左足が二枚履いていた。

”ゲッ!!”

なんで同じ足に二枚履くんだ?
さっきの考え事をした時、左は既に履いていた。
右足を前に出し靴下を手にして思考がウルムチに飛んでしまい、記憶が消えた。
いつもの癖で左足から履いてしまったが、頭と体がその事を忘れていた。。

私はそれを目にしながら履いていたのに、実は何も見えていなかった。
おおーコワッ!

どうしたの、ワタシ?

友人に話したら、”それって超ヤバイよ!”

 

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2020年3月21日 (土)

マンサニージャ

初めて飲んだのはブエノスアイレスで、多くの家にはメンタムのように常備されている。
胃がもたれた時や疲れた時に催眠効果があると聞いた。


一昨年のシシリア旅行では疲れがたまっていた。
帰路のフランクフルト空港で喉が渇いたが、アルコールじゃあないし、コヒーも飲みたくない。。。

”マンサニージャある?”

”あるよ。”

胃がほっとした。

 

Img_9828



これはリマのスーパーに並んでいた。

黄色い箱が懐かしくて思わず手に取った。

優しい香りと枯れた葉っぱのようなどんくさい匂いが混じって、私はいつもほっとする。
あの頃にマンサニージャを出してくれたブエノスアイレスの母親たちの暖かさを思い出す。

 

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2020年3月20日 (金)

留守中に猫を頼む

Y子の猫(グレゴリオ)のエサ遣りは一日二回と言われた。
だから私も同じようにして欲しいけれど、トラヨには多めのエサを置いてあるので一回しか来なくてもそれはそれで別にいい。

 

ドアの噛み合わせがちょっと悪く、”20分くらいかかったのよ!”と苦情を言われた。
私も当初はいらついたけれどコツを覚えた。。

”微妙に0.5ミリくらいカギを引きながら回すんデス。”

Img_3562

 

何にでもコツがあるものだ。
それにもう30回以上来ているのだから、そろそろ覚えて欲しい。
”アレ、変よ、大家にカギを取り替えてもらいなさいよ!”

何を仰います。。
私は三年以上これで生活しているのに今更そんな事が言えますか。。

活発で社交的な相棒に先立たれ、トラヨは独りぼっちで内向的で心配の種だ。
そこでグレゴリオを頼まれた時、<ギブ アンド テイク>でトラヨをお願いすることになった。

トラヨはドジだからカーテンに爪を引っかけて泣き喚かれると困るのだ。

トラヨもY子の訪問を楽しみにしているようだ。

 

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2020年3月19日 (木)

太極拳の新旧役員顔合わせ

施設の閉鎖でクラスは二月末から休講になっている。

コロナ自粛で<年度末>なことを忘れていた。
新旧役員の引継ぎで食事会をするという。

えッ? この時期にレストラン?
欠席しようと思ったけれど、二月はいろいろあってクラスを欠席してしまい、中旬の市の大会にのみ参加して会長さんにはいろいろと心配をかけてしまった。

半ば強制的に”あなた、ヤンナサイヨ!” と名ばかりの副会長になってしまったから致し方ない。

 

Img_3471

 


引継ぎといってもただ名簿を貰っただけで説明は無く、食事を頂く。

いつも元気な会長さんが実は83歳と聞いて、思わず肌を見つめてしまった。 私より皺が無い。
話題はコロナと再開の目途。

 

会長は ”ワタシ、コロナ貰ったらお終いなのよ。。”
喘息持ちで現在の肺活量は<95歳>なのヨ。
えーっ!!と全員が絶句。
その後で遠慮勝ちな笑いが込み上げる。

だって、彼女は太極拳の他に<いきいき体操>を主宰して指導しているのだ。
”太極拳は息を吸って、吸って、吐いて、吐いてでしょ。私なんかそれが出来ないから吸っては吐きをこまめに繰り返しているよの。”

 

Img_3475



凄いなあと皆が感心した時、
”それにしても、我々は良くここまで生きてこられたもんよねえ。。”

そのセリフに我々はしみじみしてしまった。
母親を50歳で亡くした婦人は、”70過ぎまで生きられて兄弟と<ご褒美だね>!” と感謝するそうだ。

 

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2020年3月18日 (水)

あんずの花

あれ、まあ。。
こんなに蕾が落ちている。見上げればスズメが数羽さっと飛び立った。

何で花を食いちぎるんだろうか。
軸が甘いのだろうか。
遊んでいるのだろうか。

この杏は昨年バッサリと切られたがそれでも実は生った。

今年はその細い枝に花がびっしりついている。
これが私の楽しみなのよ。
花を摘ままないでチョウダイね。。

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そのあずき色の鍔とふっくらした蕾が可愛らしくて拾った。

そして猫のエサ皿に入れて水を差しておいた。

 

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あら。。
蕾が開いている。。
香りは皆無だけれど、蕾でも落ちても生きているんだ。。
綺麗。。



翌日、数粒が皿の外に零れていた。
なんで??

暫くして振り返ったら、トラヨがちょこちょことそれを指先で引っかけていた。
餌だと思ったのかなあ。。

 

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2020年3月17日 (火)

コロナで3週間の引きこもり生活

旅行を振り返るとなんだか哀しくなる。
全ての美術館やオペラ座、レストランが閉まって灯の消えたようなパリの光景。
6週間での余りの拡散に驚く。
(1月末には3名だった。)


日本も感染者はもっと居るだろうとの予測だが、検査を受られないので数字がほぼ<横這い>だと発表している感がある。でも、これもパニックを起こさない為(病床確保の為)の政府の策略だったのだろうかと思うこの頃。



友人に ”いい時に行けて良かったわねえ。”と言われて一瞬意味が分からなかった。
良かったと思うよりも、ヨーロッパも大事になって大変だなーと思う。

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政府が行事などの自粛を求めた二月中旬から、施設の閉鎖で習い事が全部中止となった。
イタリアの校長先生が、”こんな時こそ本を読め!”と言うので、そうだ、シリーズの残りを一気に読んでしまおう! と予約しようとしたら図書館も閉館。

まっ、ショウガ無いっちゃあショウガない。
国難なんだから。。

 

近所の河津桜へ5回花見に行った。

 

Img_2938


2-3日置きに買い物に出かけ、却って余計なものを購入してくる。
Tペーパーは消費税アップ時に購入したのが未だ大分ある。
(思えば半年以上のストックをしたことになる。)

これだけ喋る相手がいなくなると友人達とは長電話になる。
TVに向かって、”それは当然のコトダロー!” と思わず叫ぶ。
猫に話しかける回数が増え、猫もそれに返事をするようになった。
(以心伝心)

公園では普段見かけない男子中学生が面白くなさそうに遊んでいる。
桜も咲いてないのにシートを敷いて二家族が子供たちと弁当を食べている。

 

約3週間の引きこもりが続いた頃、水彩画の先生の展覧会が京橋の画廊であった。
電車に乗るのも構えてしまう。
”ちょっとでも咳き込んだら白い目で見られるわ、イヤだわー!” と言いながら、小さな咳をした男性を思わず全員で見てしまう。
全く笑いたくなるような事象が続く。

 

Img_3468


マスク姿の生徒9名はたった15分で鑑賞終了。
もう一か所見ましょう!
ところが周りの画廊は閉店ばかり。
さあ、これから”コーヒーを飲みましょう!”と場所を探す。向かいの喫茶店を示してもコロナが怖くて店舗に入りたがらない。テラスで飲むには寒すぎる。
結局9名全員がコーヒーを飲みたいわけでは無い。こんな時、私は抜けますとさっさと意思表示をすればよいのに、ああだこうだとウロウロしているうちに、4名がグループから外れて行った。
じゃあ仕方ない、駅に戻りましょう。

到着してすんなりさよならするかと思いきやA子が ”のどが渇いた。コーヒー飲もう!”
4名はどちらでも良くて誰かが旗を揚げればそれに従うタイプだ。
私は食べそこなった昼食を摂り、他はデザートとコーヒー。

他愛ない話をする。
小学生の孫を見る羽目になった人、娘が嫁いで一人になり話し相手を探していた人、娘が北海道のカニを取り寄せてくれたとルンルンな人。
一時間も話しただろうか。
ひとりが、”あーあ、話が出来て良かった!”

皆退屈で仕方がないようだ。

 

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2020年3月16日 (月)

機内の三人掛け席

リュックを担いで今にも山登りをしそうなご婦人が通路側に座った。

前列は二席で我々の列からは3人掛けとなる。
機体が丁度膨らみ始めた部分だ。。
つまり彼女の前は大きく空いている。

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中央には空席が目立つ。
我々としては誰も来ない方が気が楽だ。

”ダイジョウブよ。多分彼女は他の席に移るでしょうから。。”

 

Img_2086

 



そして予想通りクルーが他の席を勧めたが、彼女は脚を前に伸ばせるからと断った。

えっ? 断るか。。

そこで、事前に説明する。”我々がトイレに行く時にご迷惑をお掛けしますが。。”
正直な処、我々にとっては彼女がメイワクなのだ。



ところが全く通じないようなので、クルーに通訳をお願いする。
我々の配慮にクルーはニコリとして彼女に移動を勧めるが、”構わない。” と言う。

それではと私が移動しようとしたら、連れが動いた。

Img_2121


この60代の婦人は知人の奥さんを思い起こさせた。
ちょっと薄汚いなり(この婦人は違うが)で相手への気遣いも無くて不愛想で、色気も無くて陰気くさくて。。と嫌な思い出とくっついている人。


人を見た目で決めつけてはいけないと思いつつも、夜の間中飛ぶので当然コミュニケーションの時間も少ない。

 

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朝食時に話しかけた。
これからニューカレドニアヘ行くという。
そこで往路のニューカレドニアからの兵士たちの話をした。

”実に静かなフライトでした。”
”そうね、兵士だから軍律がね、行き届いているのね。。” と笑い合った。

折角だから日本ヘ立ち寄れば良いのに。。
”4月に日本へ行くのよ。”
それはまあ。。ベストシーズンですよ。
桜で日本がピンク色に染まるんですよ!

そこで、誰かにあげようと持参していた桜柄の根付を差し上げた。

カノジョ、4月の来日は無理だろうな。。
残念だ。

 

エンジェル
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2020年3月15日 (日)

再び自動チェックイン

エアーフランスのカウンターでは自動チェックイン機が並んでいる。

濃紺のコートを着たエアーフランス職員数名が傍らで客の手助けをする。


濃紺のコートってどうしてこうも男性を素敵にみせるのかしら。

Img_1997

成田の時はEーティケットで二名の名前で同時チェックインできたが、ここでは一人づつ。
そこで手順に従い画面をタッチするが、ポンと押しても反応がない。
185センチはあるアフリカ系男子が ”ハイ、どうぞ!タッチ!” と優しく耳元で囁いてくれるのだが、もう一度叩いても画面は変わらない。。

 

Img_1999

 

あれ? どうしたのかしら? 感度の悪い機械なの?

と内心ぼやいていたら、彼がその指先で軽く叩いた。
いや、叩くというよりは軽く触れた。
そうしたら、なんと、画面が次に進んだ。

こういうのが3回あった。

私は”なぜ?”を繰り返し、彼は含み笑いで答えた。

 

Img_2010

Img_2019

ドーユーコト?
YESボタンのあの四角の中心を押さなきゃあいけないの?
指の腹で長く押しても反応無し。

 

彼がもう一度、(ウフッと笑って)その指で軽く触れたらOKだった。
私は顔を見合わせて笑ってしまった。
あまりのなまめかしさに私は一瞬包まれた。
こういう感覚がもしかして男女ともに魅了するのかしら。
こんなセクシ-な人が居るんだ。。


(ワタシそんなダメかな。。。?)
(あーた、ランボウネエ、それじゃあ駄目よ。。)
と無言の会話が有ったような気がする。

Img_2004

 


私、そんなに乱暴だったかしら。。
後日、あれは<力>じゃあなくて<コツ>なのよと友人に言われた。

 

荷物預けは通常のカウンターで、前の人が終わってカウンターを移動したので荷物を載せたら、
”まだこの人と話をしているのよ!”と怒られた。
はい。はい。客に怒鳴るとは何事かと思ったが、今<力>を持っているのはあちらさまだから何も言えない。
権威に逆らってはいけない。

話の相手が去って係員は私を優しく呼んだ。
”お待たせしました。” 笑顔を浮かべている。
そうだっけ。。
日本人の対応に慣れているせいでこういう事に直ぐにムカつく癖は抑えよう。。

 

あら、犬だわ。。
ここでも働いている。
空港っていろんな人が交差する。
いろんな思いが空中に独り言を放出しているようだ。

 

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通関後に内部をうろうろする。
先ず友人に頼まれたシャネルの香水を買った。
成田でこのサンプルを配っていたので最近売り出し中の物らしい。
あとは特に買いたいものも無かった。(バターの事は忘れていた。)

 

ブランド店の両脇にすらりとしたイケメン二人が番人のように立っている。
流石、フランスだわ。。
タイ・エメラルド寺院の門番のような気を放っていた。

ゆっくり進みながら二人を眺め、お互いの目が合い笑みが浮かんできた。
私が右折するタイミングでニコッ(ニタリ)と微笑んだら、私が店には入らないと判断したあちらの二名も ”ボンジュール”と微笑返した。
美しい人達を見て心から笑顔が浮かんできて挨拶して、これぞ健康的な最高のホルモンが分泌され、途端に<喜び>が体中に満ちてきた。
私の顔が笑っている。表情筋がピーンと張っている。
こんなに簡単に人は喜びや幸せを感じることが出来るのか。。
あーあ、いい気分だ。


すれ違った連れに、”見てきなさいヨ!”
でも数分違いで二人とも店内で客を応対していてよく拝めなかったそうだ。

イケメンを店員にするのは基本である。

 

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2020年3月14日 (土)

発酵バター

定期的に海外の友人から電話を貰う。

昨年はロンドン・パリでオペラ三昧だったそうだ。

 

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パリはバターが美味しくて安いと言うので買ってこようと言ったら、

“そうそう、エシェルって言うのよ。”

 

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第一日目にスーパーで見かけた。
”ああ、これね。。”
再度パリに戻るからその時に買えば良い。

そして、有名だと言う<海藻バター>をラファイエットで買って来て貰い、あとは<エシェル バター>を購入すれば良いだけだ。。

 

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バターは手荷物で持ち込めないと聞いた時、私は勘違いしてしまった。
それは通関時の話なのに、ずーっと買えないと思ってしまったのだ。

それで買い忘れた。

なんだ。。デユーティーフリーで買えたんだっけと帰国してから気が付いた。

 

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海藻バターは塩気がきつめでまさに海苔を混ぜた味だった。

友人は ”日本にも似たようなのが有るわよ。カルピスの発酵バター!”

 

そこで先日明治屋で購入した。
ふうん。。こんなもんか。。
無塩のせいか、周りが言うコクとか香りとかを感じられなかった。

次は絶対エシェルバターを買ってこよう。。

 

エンジェル
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2020年3月13日 (金)

中央警察署に行く

時差ボケが続いた。
疲れて熟睡しているのに3-4時間で目が覚めてしまう。
少し遅く寝ればと思っても4-5時には目が覚める。
そして、旅の興奮状態にあるので色んな出来事が頭に浮かび上がって再び眠れない。。

 

最終日も5時に目が覚めた。

部屋にあったホテルの<注意書き>を見て居たら、
”何かあったら警察署までは徒歩10分です。こちらが駄目なら24時間対応の警察署はこちらです。”

Img_1693

 

 

そこで、紛失したスマホの届け出に、”散歩がてら警察へ行きましょうか。。”
紛失した物を(先ず戻らないが)警察へ申告しておけば何かの役に立つだろう。

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レセプションで調べたらそれはシャンゼリゼ方面で、ホテルから徒歩10分ではなくメトロで15分だ。

シャンゼリゼの朝の景色が見られるだろうと思ったが7:30なのに真っ暗で何も見えない。
地上はまだ夜の中だ。

まあ。。
散歩も何もないわねえ。

 

警察署の建物は昨日のグランパレに似ている。
後で調べて分かった。
エル・グレコ展を見に行ったグランパレは通りの向かいだった。
日本の警視庁のように入り口がバームクーヘンを8等分した内側のようだ。

正面玄関の両側に大きな垂れ幕が下がり、左側はエルグレコ展と左の矢印、そして右側はロートレック展とあったが、これらは同時開催では無かった筈だけど。。
(ロートレック展は素晴らしかったようだ。)

 

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ふむふむ。
東面に柵が並んでいてその向こうに夜警の警官が2名。
傍に寄ろうとしたが距離を置いたままで話せと言う。


ざっと用件を伝えたら<苦情処理>は8:30からだと言われた。
連れはアイシー、と答えたが、そうじゃなくってと事情を延々と訴えた。
折角メトロに乗って時間と金を掛けてここまでやって来たんだ、このまま引き下がってなるものか。。

二人は我々に近づいてきた。
得体のしれない東洋人二名。彼らの警戒心も大きく、銃を持ったままで我々を建物の近くには行かせなかった。(そりゃあそうだろうなあ。。)


ハンサムな男子と綺麗な女性。
英語、スペイン語ダメ。しゃあない。
ボロボロのフランス語で、日本人であること、本日帰国すること、9時にはオペラ座から空港行きのバスに乗らなければいけないし荷物はサンラザール駅のホテルに置いてあること、従って我々には ”再度戻ってくる時間が無い。”
警察の証明書がどうしても必要で有ること。

 

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粘った。
こういう時は壊れたレコードのように繰り返す事、そして相手に必死の懇願をすること。深呼吸などして相手に間合いを与えてはいけない。要は捲し立てるのだ。相手から目線を外してはいけない。。

勿論私はマクロン大統領に似た警察官の目をぐぐっと見ながら訴えた。
10分も粘った頃、”彼女は字が書けるのか?”

”柵の外でちょっと待ってなさい。”

やった―と思った。
この間、パスポートの提示は求められなかったが、思えばホテルでも美術館でも一度もパスポートの提示を要求されなかった。
パスポートそのものの身分証的役割が不要になったようだ。


警察官は私に<同情>したのだ。必死で喚く私に。
ドウジョウ。。


有り難い事だ。

その時点で彼が内部と話した様子もないから、彼の判断で”待ってろ!”と言ったという事は可能性有りということだ。
10分程待たされて、”入れるのは一人だけ。”

連れは私に行ってくれと言ったけど、当事者なんだから貴方が行きなさいと詳細をメモして手渡した。

 

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10分ほどで証明書を手に戻ってきた。

どんなだった?
数か国語で記載されたフォーマットがあってそれにちょんちょんと入力してOKだったそうだ。

いやあ。。見たかったな。 パリの警察署。
だってこんな経験は二度と無いだろうし。
これが日本のケイサツだったらどう対応するのかなあ。。

 

後日、この話を海外の友人に告げたら、
”フランス人はフランス語を話す人の話を聞くのヨ!”

 

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2020年3月12日 (木)

雨のシャンゼリゼ

予定していた<シャンゼリゼ通りのお茶>が無くなってしまった。
コンコルド広場はオペラ座から1時の方向だと説明はしたものの、やはり見るに越したことはない。

Img_0781

 

 

”凱旋門で下りてみましょう。”
シャンゼリゼを少し歩きましょう。。

凱旋門、エトワール(星)駅の通路には<星>が輝いていた。

ウワーッ!、キレイ。。。

 

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パリの地下鉄は広告が多い。それも芝居やショウが多く、何度か見かけると”これ、見てみたいなー。”と思う。
入り口で切符を改札機に入れ、退出時はゲートが自動で開く。
切符を買わない奴は出て来る人を待ち、そのドアを抑えて勝手に入場する。
一瞬、胡散臭そうな男が目の前に立ちはだかるわけだから、”何?”とこちらは構えてしまう。

又は一枚の切符で二人がピタリとくっついて改札を通り抜ける。

 

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前回は改札を堂々と飛び越えて入場する男たちを見た。
これらは勿論違反で、検札に指摘されれば罰金を支払わなければならないが、彼らはさっさと逃げてしまうだろうなあ。。

それが怖かったら、最初から切符を買うだろうし。。


パリ市内は一律1.4ユーロ、約170円だから東京より安い。

 

 

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地上への階段を上りながらどんな光景が目の前に現れるのかと期待してしまう。
パリはそんな街だ。



凱旋門の周りに人だかりがしていた。
小雨だったが、凱旋門の下で音楽隊が演奏していた。
傘をさす人、ささない人。

こちらでは多少の雨なら傘を差さない。
傘が嫌いなのだろうか。。
雨を気にしない。

冬のコートはフード付きが多く、雨の日にあーこの為か。。と妙に納得したのを思い出す。。

 

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雨のせいかジプシーもスリもいないようだ。

シャンゼリゼを下りながら思った。
”こんなに暗かったっけ。。”


まさかスーパーなんてないわよねえ。
ところが、聞いてみるものだ。
モノプリが直ぐそこにあるという。
最終的な土産を買ってホテルヘ戻る。

 

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2020年3月11日 (水)

エッフェル塔と警官たち

エッフェル塔前の広場で警察官が7-8名集まっている。
何事かと近づいたら地べたに座って喚いている中年女を取り囲んでいた。

あれはフランス人か中欧系か、傍らには5-6歳の女児がいた。
まあ、娘 ?
何の因果か。。
どんだけその女はやけになって酒かクスリを飲んだのか。
喚く女は哀しい。

Img_1828

 

移民なのかなあ。
その子の将来はどうなるのかなあ。
子は親を選べないか。。

女児は夕闇に輝き始めたエッフェル塔にこの日の記憶がついて回るんだろうなあ。

 

こんな風に不審者を取り囲む警官を見るのは二回目だ。

先日はルーブル近くの大通り、アラブ系男子5名を取り囲んでいたが、彼らがアラブ特有のスカーフを首に巻いていたのでどうしても目立つのだ。
テロ被害に遭ったフランスとしては職務質問という形になってしまうのだろう。


あんなにあからさまに制服のように巻いていたら挑発にしか思えないし、15-6歳の彼等にはそれなりの思惑が有ったのかもしれない。
警察をおちょくっていたのかも。。

 

今回、予定されていたストライキには出くわさなかった。
”それを見たら離れて下さい!”と添乗員からはアドバイスを受けていた。

 

Img_1915_20200306133601


ここには二つの駅がある。
”駅名が違うわねえ。別のラインだわ。。”


私は直ぐに人に尋ねる。それもそこの住人と思われる人に。
”XX駅は何処ですか?”
地図なんて見せようもんなら観光客丸出しでスキを与えたくない。

Img_1978


尋ねるときは数名に尋ねる。
人を信用するしないでは無く、正確な情報を得るためだ。
今回も警官の答えが間違っていた。
(警官が全て知っているとは限らない。)

 


Img_1977_20200306133501

 

その路線はセーヌ川を高架橋で渡る。
まあ。。
オレンジ色にライトアップされたエッフェル塔がでっかく見えて歓声を漏らす。

 

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2020年3月10日 (火)

セーヌ川クルーズ

夜のクルーズ船は何度か見かけた。
20年前に友人の旦那さんが、”あれに乗る程じゃあないよなあ。。” と呟いたのを思い出した。
私を乗せてあげようかどうしようかと考えていたようだった。

Img_1699

 

まあ。。夜の景色は恋人とならロマンティックではあっただろうけれど、あの時はブローニュの森のほうが刺激的だった。
船は街を把握している人には楽しいかもしれない。



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今回のツアーにはメトロ切符5枚とセーヌ川クルーズがついている。
折角だから利用しない手はない。

Img_1896_20200304152201

 

でも、夜の景色よりは陽のあるうちに見物した方が判りやすいだろう。

一時間に一本の出発間際に到着して、ふむふむと案内のテープを聞きながらシテ島へと遡っていく。
ノートルダムを過ぎるとき、多くがデッキに飛び出した。
そりゃあ、誰でも気になるものだ。。

小雨の中、前日正面から見たノートルダムを側面から見る。
まあ。。 無残。。

Img_1952



帰りは島の北側を廻って戻る。
なかなか興味深いクルーズだった。
昨年、アジア人の観光船が追突された事故はこの辺りだったのだろうなあ。。

 

Img_1851

 

あれは何、これは何と知っていた方が楽しいだろう。
ガイドフォンイを手に取って解説を聞く。
ドラマチックに場所にまつわる出来事を説明していた。

Img_1841

そうね、単に場所の名前を羅列するよりは面白いかも。

船の中央に坐した案内人の男はまるでノリノリのディスクジョッキーのように数か国語を操っていたが、早すぎて。。
わがんねエ。。

 

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2020年3月 9日 (月)

オニオンスープとコンフィ

昼食は毎回レストランで食べた。
パンが何しろ美味しい。

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昨年友人と行った有楽町のレストランはフランスから粉を仕入れてパンを焼いているが、なぜだろうかそんなに美味しいとも思えなかった。

フツーだ。。。

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ところが、なぜかフランスのパンは感激するほど美味しい。
パリか東京かのせいなのかしら。。

いや、<水>の違いらしいわよ。

そうだろうなあ。

世界中の人が美味しいというのだからフランスのパンは特別に違いない。

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ガレットにエスカルゴにステーキ。
アルゼンチンではステーキは塩味で食べる。
彼らは ”フランス人がソースを作るのは肉の臭みをごまかす為だ。” といつも言い張る。

そのステーキについていた<からしソース>に私は最後に気付いた。

 

 

オニオンスープが飲みたくなった。
大きめのボールにてんぷらが浮いているようなチーズの塊。
主菜に鴨のコンフィテを注文する。

これは5年前にルルドで地元の名産だと言われて美味だった。
それを思い出しながら食べた。

 

Img_1855



隣の席の青いサテンのワンピースの女性も同じものを食べていた。
パンと一緒にオニオンスープを飲んでいる。

そっか。。
これにパンを食べればそれだけでお腹は一杯になるかも。


Img_1856

連れの男は何を注文していたのかしら。
青いサテン地がマリアのマントを思わせた。
冬に綿のワンピース。こういう所が<衣替え>の習慣の有る我々には意外に思えるものだ。

そのワンピースの彼女がいつの間にかテラスに座っている。
次の瞬間、白いもくもく煙に包まれた。

そっか。。
水たばこを吸いに出たんだ。


フランス人形ってよく言ったもんだよなあ。。キレイな人。。

 

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2020年3月 8日 (日)

グランパレのエル・グレコ展

オルセーからグランパレ、そしてエッフェル塔の近くからセーヌ川クルーズを楽しむのが本日の予定だ。

グランパレは温室のようなガラスの屋根が印象的な建物で、私はずっと植物園だと勘違いしていた。
万博会場として建築されたそうだが重厚で威厳のある建物だった。

 

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入り口の行列は二手に分かれている。
"ここが予約有りで無い人は向こうの列、予約が無ければ1時間待ちデス。"
と言われたが、別に問題は無かった。
これが楽しみだったのである。
ここまで来てもっと待てと言われても並んだだろう。

 

Img_1707



幸い、20分ほどで入場出来た。
退出者の数に関わらずにどんどん入場させているから中は混んでいるかも。。


矢張り、人気のようだ。

私のようにダビンチ展を見られない観光客もいたのではないかしら。

Img_1710_20200302151501

 


会場は思ったより小さくて4-50点がずらりと並んでいた。
入場制限をしないとこりゃあ無理だ。


エルグレコで思い出すのは、何処かの展覧会で一部屋に12使徒が並べられていた時、どれも同じような顔で其々の象徴となる物が描かれていたのだろうけれど、私にはそこまで区別が付かなかった。
全員が同じように面長で目元が若い。
(なんだ。。皆、同じ顔じゃアないか。。)

 

 

この展覧会では”あの顔”になる以前の作品や大作があって、やっぱり凄いんだなあ!と感動した。
色も綺麗だ。

世界の美術館から作品を一堂に集めたものだから見ごたえがあった。

 

こういう人気の展覧会では客を観察するのも面白い。
特に女性の服装は楽しい。
独特の模様の派手なコートが良く似合う金髪のご婦人。
ここが公園なら、どちらで買いましたか? インド? ペルー? 南米の何処? と尋ねるところだが。。

 

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帰る時、行列は3倍に膨らんでいて中米系の女性が私に尋ねた。ポルトガル語だったような。
こういう時、何を言わんとしているか分かるものだ。
(でも、私はナニジンに見られたのだろうか。。)


”ねえ、ねえ、どうよ? どんな感じ?” わざわざ並んでみる価値が有るか?

 

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30名程が私の返答を待っている。
”今まで多くの作品を見てきたけど、今回は幅白い作品が見られて私は一見の価値があるとオモイマス。”
インタビューで相手が期待する<正論>ってあるもんだけれど、まさに正論を申し上げた。

 

Img_1837

 

ひと際装飾が輝いている立派なアレクサンダー三世橋。
キンキラの飾りつけが美しい。
真っ赤な車体を被せた三輪車。
お天気が良かったらエッフェル塔まで乗って行くのだけれど。。

人々はこの美しい橋を楽しんでいる。
エッフェル塔は目の前だし川縁をぶらぶら歩く。
もう14:00時を回ったしそろそろお腹も空いてきた。

 

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2020年3月 7日 (土)

オルセー美術館

9時過ぎに着いたら既に100名程並んでいた。
アジア人も混じった行列が少しずつ進んでいく。
東洋人って目立つものだ。
銀座で西洋人が目立つように。


何かを(何だったか忘れたけれど)前列の女性に尋ねようとした。

Img_1448

 


”エクセクゼモア ?”

反応なし。
無視?

二回繰り返した。
余りにも失礼じゃアないかと顔を覗き込んだらイヤホーンを着装していた。
私の気配に気付いたようで、”エクスキューズ ミー?”
と声をかけたらきょとんとした。
(まあ、この人は一体ナニジンなんだ? 何語が分かるんだ?)

 

Img_1465

 



日本人だった。
絶対に先祖に西洋人がいたような、フランス人形のように肌が白くて目がぱっちりで髪は明るく美人だ。
(染めているのかな。。)

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カノジョが教えてくれた。
今日は第一日曜日なのでタダなんです。
”ホラ、これだけの美術館で。” と当日無料の美術館一覧を見せてくれた。
えっ?! 知らなかった。。


Img_1626


”まあ。。ピカソ美術館もあるじゃない。”
(5年前はミュジアムパスも適用されてなかったのに。。無料ねえ。あの時、係員と料金の件で喧嘩したんだっけ。。)

 

この時、計画を変更して一日中美術館巡りをしたいと思った。
(次回はそうする。)

Img_1580


これだから芸術大国はいいんだよなあ。。
日本の展覧会は高すぎるし、シニアー割引なんてほんの少しだし適用してない所が多い。

スマホを紛失した連れはホテルへ戻ると言うのでここで別れる。



オルセー美術館は中心に像が立ち並び、両脇に2列に小部屋が並んでいる。小さい様で結構な量の絵画が展示されている。
大好きな画家の絵を堪能した。


さて、そろそろ北側の部屋を見ないと。。急ぎ足で見よう。。


”オランピアは何処でしたっけ?”
昨年だったか、この前で女子が裸になって同じポーズをして大騒ぎになった。
脱ぎたくなるんだろうなあ。。

 

Img_1643

 

ルーブルもそうだが、天井が高いから小部屋の連続もゆったりと観ることが出来る。
大手町の美術館はどうせ建てるなら一周り大きな部屋にすれば良いものを、天井が低いので閉塞感を感じ胸苦しくなるので私は行かない。


時期的にそんなに大勢の客がいた訳でもないけれど、人々の喧騒は高い天井に吸い取られ、動き回る人間もはるか彼方にいるように遠く感じられ全く気にならない。
自分とそれらの絵だけが存在していて、とても静かな時間を過ごした。
私はこの美術館が好きだ。

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2020年3月 6日 (金)

地下鉄でひったくりを見る

オルセーヘ向かう朝の8時半。
通勤時間でも東京のような混雑は無い。


乗り継ぎ駅で下りた。
さて出口はと後方を見てから、”あっちだわ!” と前方を向いた丁度その時、慌てた様子で男が電車から飛び降りた。
乗り過ごしそうになって慌てて下りた割にはほっとする様子もなく、そのままの勢いで直ぐ右手の階段を下りて行った。
(そんなに慌てなくたっていいのに。。)

Img_1379

 

1秒後にもう一つの陰が飛び下りた。
光のなかに大きくジャンプしてまさに”大”の字を描いたようだった。

階段を飛び下りながら女は叫んでいた。
言葉は聞き取れなかったが同じ言葉を二回叫んだ。

ドロボー、ドアホー、クッソー、コノヤロー、バカヤロー、マチヤガレー。。の何れかだったろう。

 

Img_1377

 

そこで分かった。。

ひったくりだ。
女性がバッグを膝に置いたか、居眠りをしていたか、ドアの閉まる間合いを計って盗んだのだろう。
アフリカ系の男は大きなバッグは手に持っていなかったようだが、追いかける金髪ショートの女子も何も持っていなかった。

 

Img_1165

 

唖然、呆然。。
電車はドアを閉めて去っていくし、ホームの我々だけが時間に取り残されてしまったようだ。
でも、連れはそれを見てなかったというから、ワタシだけが強烈なアッパーを食らったようなものだ。

まあ。。コワーッ。。

Img_1166

 

あの階段の位置といい、数歩で階段に飛び込んだことを帰国後に友人に話したら、
”常習犯に決まっているわよ。逃げるルートは熟知しているわよ。”


朝っぱらから盗られる方はたまったもんじゃアない、追いかけながらではずーっと声は出せなかったようだ。
驚きと失望と怒りと。。

 

Img_1376

 


小さな駅の小さな通路。
あんなところを追いかけて逆襲に遭わなければ良いけど。

観光客だけじゃなくて地元民も被害に遭っているんだ。

 

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2020年3月 5日 (木)

オペラ座 ジゼル

オペラ座ヘどうせ行くならバレーを見よう。
丁度<ジゼル>がある。

ネットでは<完売>だった。
もしやキャンセルがあるかと頻繁に調べたが変化なし。。

 

Img_1386

 

 

当日券を入手した話も人によって異なるのでどれが正しいい情報か分からない。
取りあえずパリの一日目の朝に並ぶ。
”1月29日の公園は中止になりました!” という張り紙が出されたままだ。
(どうして過ぎた情報をいつまでも出しておくのか。。)

 

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そうだ、聞くところによるとパリのストライキの発端はバレリーナだったと友人が言っていた。
”彼らは特殊な職業で受給年齢が他より低いんだけれど、それが引き上げられたらしいわよ。そりゃあそうよねえ。60歳まで踊れるわけでもないでしょうし。。60歳のバレリーナは誰も見ようと思わないわよねえ。。”

 

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私は鉄道関係からストライキが始まったと聞いていたが、何れにせよ職種が異なる人々の受給年齢を政府が一律にしようとした事への抗議らしい。

 

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オペラ座の西門には既に大勢並んでいた。
USAの学生グループは館内見学をするという。


開館時間になっても開かない。こういう所が日本と異なる。


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翌日の分も買えるという事で並んだが、それって今思えば普通に券を買う事だったのだ。
窓口が2個あって、頭上には状況が案内板で表示される。
キャンセル券が出た。
198ユーロの1階席か12ユーロの3階後方席。
迷う事なく12ユーロだ。

いざ、”ワーオッ!!”と叫びたくなる大階段を上り、1階席から舞台全体を眺めたいと思ったが、ダメだ。。
回廊の扉の前で切符をチェックをしている。
3階席の人間は1階には入れない。。

 

我々の席は椅子2脚が3列に並んだ一番後ろ。
隣とはパーティッションで仕切られている。
舞台の半分は見えないけれど、ジゼルのストーリーは読んで行った。

こんなもんなのね。。
と思いながら王子様を目で追いかける。。

 

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前の4名が去るのを待ち、シャガールの天井を仰ぎ見る。
まあ。。
何て綺麗なんでしょう。手の届くような位置だわ。

これを見ただけで満足。

通路のソファーには客が飲み干したシャンペングラスが置いてあった。
ようし。。
次回は私も飲むとしよう。。

 

エンジェル
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2020年3月 4日 (水)

友人を訪ねる

ルーブルを出てRivoli通り59番地ヘ向かう。
5年振りに友人に会いに行くのだ。
ルーブル美術館から5ブロック東へ行った所。


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メリッサ。 
5年前にモスクワの空港で知り合って<仏教>の話を聞いてきた。
滞在中に”尋ねて来い!”とその住所を貰った。
誰でも知っている場所だから。


その後、私が予定をしていた場所でまた落ち合った。

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あれから何の連絡も入れてないけれど、元気でいるかしら。

そこは芸術家が集まる建物で、ごちゃごちゃした内部はアトリエで制作と同時に販売も兼ねている。

手土産を持って行ったが丁度昼休みで建物は閉まっていた。
一度は諦めたが、時間が出来たのでサンジェルマン散策後にもう一度訪ねてみた。

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観光客でごった返していたのに驚いた。

確か彼女のアトリエは三階だったよなあ。。
樹脂にビーズを貼り付けているアーティストに尋ねた。

”メリッサはいるの?”
その作家は隣の男性に ”おい、メリッサのトモダチだってよ!” と質問を回した。

”メリッサはマルセイユに行っちゃったよ。二年前に。。”

あー、そっか。。
(パリから去ったんだ。。)

 

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(ネットより)

 

ひとつ上の螺旋階段に日本人が描いた風神雷神図があったが、もう塗りつぶされているかもしれないし大勢が降りて来るのでそのまま退出する。

マルセイユか。。
いつか又会えるかなあ。。

 

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2020年3月 3日 (火)

サンジェルマン界隈 とノートルダム

私はここをカルチェラタンと混同していた。
だから歴史も何も調べていかず、後日調べたら”芸術家たちが集ったパリらしい場所”とあった。
(なんだ、カフェ・ド・マゴがここにあったんだ。。)


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地域の中心はいつも教会なのに、サンジェルマン・デ・プレ教会には入らず仕舞いだった。

 

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パリは歩く。
歩かないと見られないものが一杯ある。
前回は朝から晩まで歩いて歩いて疲れ果てて、夕食を摂る気力さえ無かった。

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南には素敵な公園があるそうだから次回訪れるとしよう。

カフェが並んだ通りは観光客で一杯だったが、予備知識の無かった私にはあちらこちらで見かけるような光景だった。

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シテ島ヘ向かう。
あら?何あれ?
<ラーメン屋>に行列が出来ていたのだ。
幾ら日本食が好まれているとはいえ、フランス人が店に並んでいる景色は不思議だった。
あのズルズルと麺を啜る習慣の無いフランス人は静かに蓮華に載せて食べるのだろうか。
兎に角、店内は静かなのに違いない。

食事中のあの音は彼等には不快以外の何物でもない。

 

セーヌ河沿いを歩く。
官庁などの周りの公園は<余裕>が感じられてホットする空間だ。

<星の王子様>の絵葉書を買う。
(そうだ一昨年はイタリア語版を買ったんだけれど、添乗員の娘さんにプレゼントしてしまった。)

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”ノートルダムを見に行きましょう。”
ノートルダムはパリのゼロ起点。
正面の二本の鐘楼はあったが、場所全体が封鎖されていて悲しい姿だなーと思った。
この近辺には多くの思い出があるんだけれど。。

 

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あの火災は胸が凍る思いだったと言ったら、”それを言うなら守礼の門デショ!” と言い返された事がある。(日本人のくせに、と。)
それはそれ。
こっちはこっち。
どちらも哀しい映像だったが、消失したものと残骸を残すものと。。

私はあっちよりこっちの方を多く訪ねていて思い出が多いのだ。

 

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2020年3月 2日 (月)

ルーブル美術館のダビンチ展

切符は自動販売機で購入する。
”ダビンチ展”を見るつもりだったが<常設展>としか出てこない。インフォメーションに尋ねたら、予約が入ってなければダビンチ展は見られない。おまけに最終日まで予約は一杯だから(どう転んでも)見られないという。

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しまった。。
海外に住んでいる友人からは早く予約をしろと言われていた。

当初ミュージアムパスを買うつもりだったので楽観していた。
結局、リストアップした美術館はどうも見ないことになりそうなのでそれを買わずにいた。

 

後日聞いた話だが、ダビンチ展はフィレンツェに移動するようだが、ルーブルがモナリザを出し渋っていると。
そう言えば、モナリザは常設展にでんと構えていた。これはルーブルの顔だから動かせないのだろう。

 

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ルーブルでは毎回西洋絵画の棟に入館する。
何度も見ていて懐かしいと思う絵もあるが、まるで初めて見るような気のするものもある。
記憶が弱いのだろう。

 

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モナリザ、オダリスク、ミロのビーナス、そしてサモトラケのニケ。
ルーブルで見るべきものは見た。。。

 

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ストライキのせいだろうか各部屋の監視員が少ない。
以前は数名が監視どころか仲間同士で良くお喋りをしていたものだ。

 

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2020年3月 1日 (日)

ムーランルージュ

サクレコールの丘を西に降りる。
観光客で賑わう一角を通る。
ここに自分たちも入り込んでパリを楽しみたいとは思ったものの、生憎お腹も空いてないし無理に注文する気にもなれなかった。

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ムーランルージュまで下り切って向かいのカフェで時間を潰す。
空席が中々見つからず、とりあえず外の椅子を確保したが、隣の男の吐き出す白い大きな煙に、
驚いた。

”こりゃあ駄目だ。こんな所に座ってらんない。”

 

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携帯用の水たばこ?
どうしたらそんなに煙が出るんだ? と思うほどの不透明で重そうな煙が蒸気機関車のように彼を包み、そしてこちらに流れて来る。
吸い手の顔が見えない。
葉巻とたばこを混ぜたような匂いがする。
パリ滞在中に男女数名がこれを呑んでいるのを見かけた。流石に室内では禁止されているようだ。

 

フランス人はタバコが好きだそうで、歩きたばこの多い事多い事。
レストランやカフェに<分煙室>などはないので店内で吸う人は居ない。

 

以前はパイプを吸う人を見かけたけれどそれも見かけなくなった。

 

 

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何度かこの通りの<赤い風車>を見ていたが、いよいよこの有名な店のショウが見られるんだ。。
赤は気分を高揚させる。

 

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母もムーランルージュを見物していた。
一応ドレスコードがある。
蝶ネクタイの店員を見かけていよいよ<上品なショー>が始まるんだと期待感が湧く。

 

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胸を露わにした細めの踊り子たちの合間に上海雑技団のような曲芸が入る。
ふむふむ。。こんなものか。。

大きなプールがせりあがり裸の女性が飛び込む。
中には数匹の大蛇が伸びていて女性がこれに絡んでいく。
(女性の方から絡んでいくのが有る意味、滑稽だった。)
これは気持ち悪かった。


有名なカンカン踊り。
オペラのメリーウィドウだったかなあ、あの時のカンカン踊りの方が迫力があった気がした。

終了して改めて看板を見る。
”えーっ!”
中央のダンサーってこんなに美しい男性だったんだ。。

 

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ふうーーーん。
こんなもんだったんだ。。


母にどんなだったの?と印象を尋ねた時、どういう返答だったのか覚えていない。
多分、今の私と同じような感覚だったのだろう。
なんと答えて良いのか返答に窮する。。

まあ、<百分は一見に如かず>だから知識が一つ増えたという事だ。
<クレイジーホース>の方がインパクトが強くてもっと若さと可愛らしさがあった気がする。

次は<リド>にでも行ってみようか。。

 

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