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2019年6月 9日 (日)

自転車で通う患者さん

80歳を超えた男が待合室で居眠りを始めた。
あら、こんなところで眠くなるんだ。。

彼はさっき馬鹿でかいクシャミをした。
私の視界に入っていなかったので、その音に私は心臓がギクッとするほど驚いた。。よくそんなクシャミをして周りを驚かす人がいるけれど、あれで本当に心臓が止まる人もいるんじゃないのかしら。。
(それって罪よねえ。。)


Img_3005
看護婦さんが二度名前を呼び、三度目に目が覚めたようだ。
杖を使って立ち上がろうとしたが中々長椅子から立てない。
思わず手を貸す。

 

私の座り位置では彼の歩行の邪魔になるだろうと席を移動した。
覚束ない足元なのにサイズの大きなサンダルを引きずって歩いている。

彼が診察が終えて出てきた。
私は立ち上がって心の準備をした。
よろめいたら手を貸さなければ。。

看護婦さんは診察室から患者を出したらさっさと部屋に戻ったが、彼は中々長椅子に座れないようだったので腕を掴んだ。
多分、私がそんなことをしなくても彼は足の力を抜いてドスンと座っただろうけれど。。

 

彼が清算で呼ばれた。
”ヨッコラショ!” と杖に力を入れて彼の尻は3センチほど持ち上がったが、上がりきらずに椅子に落ちた。
落ちたという表現がぴったりだった。

この人はどうやって帰るのだろうか。 迎えが来るのだろうか。。
彼はよろよろと外に出た。
ガラス戸に見えていた自転車に触ったようだ。
まさか。。
あの自転車で来たんじゃあないだろうなあ。。


そのまさかだった。
あんなよぼよぼで自転車を漕げるの?
均衡を保てるの?
大丈夫なの?
彼はぐるりと反対側に廻って自転車をバックした。

だいじょうぶかしら。。


彼は自転車を軽々と持ち上げて道に平行に置いた。
へえ。。
足がよぼよぼでも力が有るんだ。

オッチャン、凄い!

エンジェル
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