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2019年4月11日 (木)

友人の家が壊される

友人の家は昨年中に売れて、今年に入って壊されると息子から聞いていた。
毎週家の前を通っていたけれど、予定が延びているのかしら。。

二月半ばに友人から、”先週樹木が整理されて家の取り壊しが始まった。”とメールが入った。

Img_0536 

そっか。。
とうとうか。でも見たくなかったので別の通りを歩いた。
公園を過ぎた頃に機械音が聞こえてきた。
気になっていた分、それはとても大きな音に聞こえた。
ふと立ち止まったら、アパートの裏手に家の裏側が見えた。
二階が無くなったグレーの建物。黄色い機械のアームが見える。
足が止まって暫く動けなかった。

Img_0565


友人は大阪から嫁ぎ、木場あたりに数年住み此処に家を建てた。
子が生まれ幸せな日々を送った。
フラワーアレンジを教えて生徒さんが多く出入りした。
教室を閉めてからも友人が絶えることが無かった。

息子は他に居を構え、近所の施設に入った義理の兄はちょくちょく遊びに来ていた。
”そのソファーで義兄がよくオシッコを漏らしてね。。”
愛する旦那さんを見送ってからも彼女は元気に過ごした。
人が集まる家だった。

肺がんが酷くなってこの家での生活がしんどくなった。
やっと荷物を整理して50M先の施設に入った。ちょくちょく遊びに行きますね、駅前のコーヒーを飲みに行きましょうね、と笑って話していたのに、新家具が届いた数日後に入院となり、その二週間後に骸となって帰ってきた。。
この8か月の間、家の前に立っては色んな光景を思い出し、想像した。
デジャブのように彼女が庭のあちらこちらで植木の手入れをしている姿が見えた。

なんなんだろう、この感覚は。。
家の壊されていく姿は正に<解体>で衝撃的である。
暫く家の前を通れなかったが4月に入って、”よし、今日は歩いてみようか。。”
今なら通れる気がした。

それまで誰に対してなのか分からない<小さな怒り>が胸に巣くっていた。
やるせなさに押しつぶされそうでそれが怖くてそこを歩けなかった。


Img_0833


ごろごろした土塊を見渡し、あそこにアジサイ、塀に添って自慢の薔薇が二本、太い棕櫚の幹が玄関脇で台所前には彼女が種を埋めたアボガドの木。
水仙やヒガンバナの球根は拾いきれなかったなー。

取り残した植物が有るかと見渡したが何も残っていなかった。

エンジェル
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