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2019年1月12日 (土)

ドラマの主人公になった瞬間

信号待ちで、左右を見渡した瞬間、私はドラマの主人公になってしまった。
不思議な話だが本当に私は<彼>になった。
顎を心持ち上げて睥睨するように周りをゆっくり見る。
”あっ、私はカレだわ。。”
(ヤ チャイカ ! よりも現実味があった。)
それはTVドラマの主人公。それも男。
10回ほど見た所だった。
最初の印象は無表情でポーカーフェースで、どこが<演技賞>なんだ、ただ偶の坊のようにじっと立っているだけじゃあないか。
でも、見れば見るほど美しい人だなー。
ギリシャのアポロンもさもありなん。。
Img_1571
物語では主人公の怒り、悲しみ、苦しみ、絶望、復讐への根性と知性が現わされるのだが、なんで表情の乏しい彼にこんなに魅かれるのだろうか。。
美しい俳優は沢山いる。
ニヒルな役柄も沢山あるけれど、それに付随する<軽さ>がない。
この主人公の特徴は口。
緩やかに閉じた唇の微妙な線が彼の喜怒、懊悩、苦渋を表現し、時々薄く唇を開けたまま放心したように立ち尽くす。
以前言われたことを思い出した。
人に傷付けられないように、”全身に薄いスポンジを纏ったイメージを持ちなさい。それが貴方へのダメージを吸収してくれる。。”
彼は苦悩を顔に出さない。
なぜ出さないのか。
なぜ出ないのか。
そこで気が付いた。
彼は全身の感覚を口内に溜めて調節しているんじゃあないかと。
その小さな空気溜まりで頭や腹から突き上げてくる<気>をころころと丸め込み、ぼーっと開けた唇から排出しているんじゃあないか。
(一言で言えば呼吸法?)
少し引いた眼で周りをぐるりと見渡すと、あら不思議、全ての物や人との間に冷ややかで心地良い距離感が生まれてくる。
これは自分を守る一番の方法ではないか。

離れていること。
信号待ちで彼が私にすーっと入ってきて、立ち止まる度にそんな感覚に陥った。
その瞬間の気分は実に爽快だった。
エンジェル 

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