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2018年10月29日 (月)

歌舞伎シネマ 法界坊

女好きで欲まみれの坊主。
それを勘三郎が小気味よく演じる。
Img_0636_2
私は本公演を中村座の桜席で見た。
だから彼が二階の我々に話しかけたり、セットの後ろから扇雀が身を乗り出してきたのがとても面白かったのを覚えている。
でも、映画を観て初めて、”あー、こうだったんだ。。” と納得する。
それと言うのも、桜席は幕の内側の舞台上の席で客席が見えない。だからこの映画で正面席から正式に見た思いがした。
実に面白い芝居だ。
Img_0637
家宝の掛け軸を奪われて、それを探す男と恋仲の女。
そこへ子供の頃からの許嫁が現れ、色恋と嫉妬と欲が交じり合う。
そして落命した許嫁と法界坊の怨霊が現れ、おどろおどろしい争いとなって最後のチャンバラになる。
Img_0638
この間、アドリブ、早替わり、身代わりの人形を乱暴に葛籠にぶち込んだり、怨念の薄気味悪さが充分に表現され、大詰の乱舞で度肝をぬく演出が続く。
演者の呼吸がピタリと合い、見ているこちらが気持ちよい。
ワルイ奴らが順番に掛け軸を盗んでいくコミカルな場面で、お囃子に合わせた軽快な脚捌き。
まるでこのまま西洋バレーを踊ってしまいそうなステップに、そうだ、日舞もバレーも同じ舞踊なんだ。。。
Img_0640
いよいよ大詰め、舞台の後ろ、芝居小屋の壁が開き、浅草寺の境内の新緑がまぶしい光と共に客席めがけてやってくる。

”ウオーッ!!” と歓声が上がる。
怨霊の勘三郎がサーっとこちらに駆けてくる。
明るい光に桜吹雪がぶわーっと舞い上がり、究極の様式美が自然美と融和し大きな感動を呼び起こす。
”どうだーあ、見たかあーーー。”
とでも言わんばかりに勘三郎が身を乗り出し、拍手の渦に巻かれる。
あー、彼のエンターテナー根性には脱帽だ。
これほど面白く豪快な芝居ができる役者が居るだろうか。
大きな才能の喪失は残念で涙が込み上げてくる。。
客席を指さして、”この人達は先が短けえんだよ!” と笑わせてくれたのに、
言った当人がさっさと逝ってしまうなんて。。

エンジェル 

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